伊達政宗登場!敵は幕府…戦いに新展開が! 徳川幕府老中、土井利勝の策により、家族を人質に取られた高山家の広光と扇之介は裏切りを強要されることに。古賀と颯汰を襲った二人だったが、広光は死亡、扇之介は捕らえられたのだが、自分が生きていることで家族の命が奪われることを懸念した扇之介は、結局自害してしまった。悲しみと幕府への怒りに震える颯汰達だったが、そこへ一人の尼僧が御領へやってくる。尼僧は、颯汰が家康の御落胤であることを知った大名、伊達政宗が、颯汰に会いたがっていることを伝える。これは幕府の罠…それとも…? 悩んだ末、颯汰は会いにいくことを決意するのだが…!? 幕府VS颯汰たち、高山家の戦いが、ついに新展開に突入!!
お家の生き残りを懸けた戦い、ついに決着! 幕府の差し金により、戦わされることになった高山家と杉山家。御領内での戦いは、終わりの見えない地獄と化していた。互いに仲間を喪い、一進一退の攻防の中、高山家側は重要な戦力であり、姫と若君を守っていた啄馬が斬られ、命を落としてしまった。大人数の敵が数を生かして五人一組で回るようになってから、対抗策が打ち出せていないことに危機感を感じていた颯汰は、仲間達と敵をおびき出し、敵を斬りまくるが、戦いはますます泥沼化していく… そして、ただひたすらに家の生き残りを願い、戦ってきた二つの家、高山家と杉山家の戦いの結末は――!? 魅力溢れる新たなキャラクターも登場!! 颯汰と仲間達の死闘を描く最新集!!
徳川幕府を脅迫する!計画の行方は!? 土井利勝によって旗本、御家人に似顔絵が配られてしまい、捜索から逃れるために吉原に身を隠し続ける颯汰の元に、島津と毛利が来訪した。二人はこれまで伊達政宗と共に考えてきた幕府を脅す計画の全容を打ち明ける。それは、将軍・家光を襲い、人質にとって幕府と交渉するという大胆なものだった…!! さらに、計画が成功した暁には颯汰が将軍の座に就くという構想に対し、自分が支配者側になることに対して抵抗がある颯汰は、苦悩するのだった… そんな中、幕府の情報を得る為の内通者を捜していた颯汰達の元に、吉原の鈴松太夫からある男の名がもたらされる。颯汰達は、早速その男を訪ねるが、果たしてその男は、颯汰達の計画に賛同するのか!?
天草四郎救出行方と颯汰の運命は…完結集! 家光による襲撃を間一髪でかわし、御領から出て船に乗った颯汰達は、仲間同士で話し合いの末、一致団結して旧知の仲である天草四郎救出のため、島原へ向かうことに。現地に入った颯汰達は、キリシタン達が兵糧攻めをされているという現状に心を痛め、原城に入るための策を練り、元くノ一のおようが、幕府軍の部隊長を籠絡するという大胆な作戦に出て成功。およう、めめ、颯汰、賢作の四人で原城に潜入した。そして、城内で颯汰は四郎と再会を果たすのだが…!? 四郎は無事外へと出られるのか、そして颯汰達はどのような生き方を選択するのか。長きに渡る颯汰達の戦いが、どのような結末を迎えるのか… ついに感動の最終集!!
※ネタバレを含むクチコミです。