漫画「北斗の拳」が存在しないパラレルワールド。 もちろん、アニメも存在しない世界。 時は1983年。 実写で、あの演出を行ってしまった!! という設定。 いやはや、なかなかステキです。 我々が生きているこちらの世界では、スパイダーマンすらCGなし特撮で再現していたんですから、北斗の拳を再現した世界線もあるのかもしれません。 映画の監督や出演者による音声コメントを見ているような気持ちで、北斗の拳を再度読み直している気持ちになれます。 また、昭和を感じる、様々な演出もたまりません。 お茶の間のテレビに映る、全裸の女性。 うまいこと手で全部隠してくれています。 昭和が舞台でも令和です。 あの時代は、2時間サスペンスドラマで無駄に温泉シーン(上半身ハダカの女性が映る)とかありましたね。 登場する出演者たちが、どこか吹っ切れた人たちなのも良いです。 ケンシロウ役の橘くんの、モミを撒いた理由が独特すぎて笑ってしまいました。彼はビッグなりそうです。 原作を知らなくても楽しく読めます。そのあと原作を読めば、もっと楽しくなると思います。 おもしろいです。
日本のヤクザが北斗の拳みたいな世界に飛ばされて、悪党をやっつけて真の「ジャパン」を作り上げようとする物語である。とまあ序章部分だけで1巻が終わってしまうのだけど、三浦建太郎の初期作品というだけでも読む価値は充分あり。 このままだと日本は古代カルタゴと同じく滅ぶと予言され、原発問題から食料問題まで、当時の日本社会への問題提起がなされる社会派な側面も。外国人にやられっぱなし、媚びまくりの日本人に対して、尊厳とは何か、アイデンティティとは何かを突きつけられる。気付けばジャパンの一員として熱い気持ちになっていることだろう。
三浦建太郎先生のご逝去は本当にショックだったし、ベルセルク展も隅々まで眺めながらも寂しい気持ちになっていたものだが、なんと武論尊原作のなんとも貴重なものがあっただなんて。。。。 と、ありがたい気持ちで読んだ。 ギガントマキアの完結は願おうとも叶わないが、まだ未知の三浦建太郎はあるんだと思ったら少しだけ世界に灯りが増えた気がした。 また、巻末にはまだ当時"色のついていない"三浦建太郎先生に対する武論尊の期待が表れたインタビューがあり、これもまた非常に貴重な読み物だった。
我々が思う、かっこいいヤクザを描いた漫画です。 「新宿租界」は知っているよな!? この漫画に出てくるホストクラブの「新宿租界」はZ李さんというインフルエンサーなのかな? 超有名人が作った博打サロンの名前の由来になったといわれています。 漢だったら、周りは気にせずにかっこよく生きようと思える作品です。
ケンシロウが18才というのは驚き。 マンガは読んだことがなくても、TVで取り上げられたり、アニメの主題歌とか、スロットでも人気の台なので知っている方も多いのではないでしょうか? 超有名セリフ「おまえはもう死んでいる」とか「あべし!」とかも懐かしいですよね。 男くさく、絵もグロく、スケベシーンもあり、男性必見です。
読了!読んでなんか懐かしさを感じたんですけど、懐かしくないですかこれ! ハゲ、格闘派の便利屋に女たらしの刑事。そこの謎の女子高生が入りトリオのコンビに。 リバースエッジ然りまほろ駅前多田便利軒然り…こう性格の違う二人の探偵ものはなんでこう懐かしい気持ちになるんでしょうか…。 早く巻数出てドラマ化化映画化してほしいです。 何気に作中でマツコデラックスにしか見えないバーのママが出てくるのが良いです笑
評判が良くて皆楽しく読んでいるのに、自分はいまいちのめり込めない作品って、ございますよね。私の生涯初のそれが北斗の拳です。 うちは母親が北斗の拳ファンだったので、アニメを毎週見させられていたのですが、それもいまいち好きになれませんでした(歌はOPもEDも好きでした)。 後年、大人になった今なら北斗の拳を面白く感じられるかな?と再チャレンジしてみましたが、やはりいまいち合いませんでした。ちなみに他でいうとジョジョとかもそうだったので、ひょっとすると画面が黒すぎる作品は合わないのかも知れません(男塾は大好きです)。 ただ慶次以降の原先生の時代ものシリーズは好きなので、実際のところはよくわかりません。
「北斗の拳」はこれまでマトモに読んだことがなくて、最近になって初めてきちんと最後まで読んだのですが、いやぁ最高ですねコレ!! 濃すぎる絵柄と、世紀末核戦争後という世界観は、一周まわってもはや斬新です(添付)。 登場人物の大半がムキムキの男なのに、どストレートに愛(しかも男女愛)や自己犠牲が描かれるストーリーは、1歩間違えればギャグですが、ギリギリのバランスを保つことで、読者を感動させます。 キャラクターも魅力的! 特に、とにかくケンシロウがかっこいい。地獄で綺麗事を貫き通すその生き様は最高です。 読んだことがない人は是非ご一読を! 「究極版」だと連載時のカラー(2色カラー含む)も完全収録されていてオススメです
※ネタバレを含むクチコミです。
このシリーズの中では、やはり『セトウツミ外伝』が抜きん出ている。ほとんどの作家がクローズの世界観に合わせた漫画を描いてる中、此元和津也だけは『セトウツミ』の世界にクローズを持ち込み、瀬戸と内海がクローズを語るだけの話なのに抜群に面白い。クローズを知らずとも、セトウツミファン必見の短編である。次点で本田真吾の『CROWS VS. HAKAIJU~最強より最凶』。こちらも常識を超えたコラボだった。
漫画「北斗の拳」が存在しないパラレルワールド。 もちろん、アニメも存在しない世界。 時は1983年。 実写で、あの演出を行ってしまった!! という設定。 いやはや、なかなかステキです。 我々が生きているこちらの世界では、スパイダーマンすらCGなし特撮で再現していたんですから、北斗の拳を再現した世界線もあるのかもしれません。 映画の監督や出演者による音声コメントを見ているような気持ちで、北斗の拳を再度読み直している気持ちになれます。 また、昭和を感じる、様々な演出もたまりません。 お茶の間のテレビに映る、全裸の女性。 うまいこと手で全部隠してくれています。 昭和が舞台でも令和です。 あの時代は、2時間サスペンスドラマで無駄に温泉シーン(上半身ハダカの女性が映る)とかありましたね。 登場する出演者たちが、どこか吹っ切れた人たちなのも良いです。 ケンシロウ役の橘くんの、モミを撒いた理由が独特すぎて笑ってしまいました。彼はビッグなりそうです。 原作を知らなくても楽しく読めます。そのあと原作を読めば、もっと楽しくなると思います。 おもしろいです。