白鳥 希美(しらとり のぞみ、10月21日 - )は、日本の漫画家。静岡県出身。血液型はA型。「ちゃお」「ChuChu」(いずれも小学館)にて執筆している。 2002年、「ちゃおDX」(小学館)春の増刊号『いちごの片思い』でデビュー。代表作に『春色ラプンツェル』など。趣味はクマノミなどの海水魚飼育。
16年前、忌み子として貴族の家に生まれたエマとダルシー。エマは正当な後継者として大切に育てられる一方で、ダルシーはその存在を隠すように地下牢に閉じ込められ、人知れず育てられる。もちろん、ダルシーを取り巻く環境は悲惨なもので、食料も十分に与えられず、教育も受けられず、あるのは最低限の水と知識、そして少しの絵本だけ。そんな毎日を過ごしていたある日、老朽化で地下牢の扉が壊れてしまう。突如、開けた世界にダルシーは一歩ずつ踏み出していく。初めて見た世界、触れた花、出会ったマーロン王子…。ダルシーはマーロン王子の優しさに触れ、少しずつ彼に惹かれていく。しかしそんな彼女を待っていたのは、瓜二つの顔を持つエマ。自身が忌み子と呼ばれる「双子」であることを知ったエマは、ダルシーの存在を消そうとして――…!? 【恋するソワレ】
パーネルが買おうとしたコッツウォルズの素敵な家は、突然割り込んできた大富豪に横取りされた。結局パーネルはその隣の小さな小さな家を買ったが、以来、しゃくに触る隣人には、短パン姿を「セクシーなお隣さん、キュートなお尻だよ」とからかわれたり、オートロックで締め出され、雨に濡れた部屋着姿を見られたり、恥ずかしいことばかり。でも、あんなに意地悪なのに、彼がふとしたはずみにくれたキスはとろけそうで…。キスした日からパーネルの心は彼で埋め尽くされて?
ちょっと恥ずかしがり屋の小池ちあきは、ビーグル犬のガウディにふりまわされっぱなし。でも、そんなガウディがきっかけで同じクラスの木野くんと仲良くなっちゃった。少しずつ恋というものが分かりはじめたちあきだけど…。表題作の他、「春色らぷんつぇる」、「潮風の贈り物」、「いちごの片想い」、「りんごの内緒話」、「愛しのハッシュパピー」の短編5作品を同時収録。切なさと甘い恋―― 全6話を大事な一冊にまとめあげた、白鳥希美の初単行本!
シングルマザーのひろ子が出会ったのは、江戸時代からやってきたパティシエ侍だった!遊佐ひろ子・23歳。5歳年上の夫を事故で亡くし、彼が遺してくれたカフェを経営しながら、息子の友也と二人暮らしをしている。そんなある日、友也が連れてきたのは侍姿に刀を持った怪しいヤツ。木島安兵衛と名乗るその男は、「江戸からやってきた」なんて、言うんだけど!?