上村 佑(うえむら ゆう(本名:小林 研(こばやし けん))、1956年 - )は、日本の小説家。東京都出身。東京都在住。國學院大學文学部中退。コピーライター、ゲーム制作、キャリアコンサルタントとして活躍。 第2回日本ラブストーリー大賞において初作品、初応募作の『守護天使』で大賞を受賞し、作家デビュー。2009年に佐藤祐市監督により映画化、2010年にDVD化された。 詩人・鮎川信夫(本名・上村隆一)は実の伯父にあたる。鮎川は、死去するまで当時の上村の住居を自身への手紙の届け先に指定していた。その死の当日にも上村の家を訪れており、上村の娘とスーパーマリオブラザーズに興じていたが、その最中に鮎川が脳出血を発症、結果的にその最期を妻子と共に見届けることになった。2015年現在は、鮎川の全著作物の版権を受け継いでいる。
渡辺麻美は、周囲に馴染めずに孤独を感じている女子高生。ひょんなことから、転校前の唯一の友達だった宮野涼子が、闇サイトの住人から狙われていることを知る。涼子を守っていると自称する冴えないサラリーマン須賀啓一、須賀と幼なじみで雀荘暮らしのチンピラ村岡昌志、ひきこもりの佐々木大和とともに、涼子を救う為に立ち上がるのだが…