西暦185年。古代ローマ帝国は、闘技に明け暮れる第17代皇帝・コンモドゥスの暴政により荒廃しつつあった。ローマの行く末を憂える帝の側室・マルキアは、時を操る秘術を用い、失われしローマ人の至高の魂「ヴィルトゥス」を抱く男を未来より召還することを決意。彼女がやって来たのは、西暦2008年の日本・府中島刑務所で…!?古代ローマ格闘奇譚!!
天はなぜ世界に、この男を与えたのか――!? 遡ること千年の昔。時代は貴族から、武士の世へと変遷をはじめ、混迷を極めていた。だが、その時代、国を、根底から大きく揺るがす一人の“漢”(おとこ)が産声をあげる!!彼の名は“鬼若”(おにわか)。天地人、すべてを射抜く、その瞳が写すのは、安寧の光か、動乱の兆しか。源平合戦の新たな軌跡が、ここに!!