大自然の中でのロハスな生活を夢見て、農家に嫁いだのに『本家の嫁』という仕事はとんでもない重労働ばかり。夫にも幻滅していくばかりで…!?
大変な子守りも、今ドキはスマホのアプリで超楽勝!…のハズだったのだけど!?※本作品は「増刊 ブラック家庭SP(スペシャル) vol.3」に収録されています。
再婚してすぐに子供を授かって出産した妻。ところが、離婚から300日経っていなかったため、民法により子供の父親が前夫とされてしまう。子供が生まれて幸せな夫婦が法律によって不幸の底へ落とされて…!? そのほか、赤ちゃんポストに子供を捨てようとする母親や、妊娠中も風俗で働かされる女など、妊娠・出産にまつわる衝撃の実話を5本収録!
彩子が高校生の頃、野球部が県大会でベスト8までいった。まさか甲子園か、と皆が期待し始めた矢先、野手のエラーによってサヨナラ負けしてしまったのだが、そのとき、一人だけそのエラーした選手を責めず、彼からの返球を待ち続けたピッチャーが今の彩子の夫だった。夫は野球部での活躍もあって地元の大きなデパートに就職することができ、その後息子も授かり結婚生活はほどほどに順風満帆だった。しかし折からの不景気でデパートは倒産、夫の収入は減り生活の不安から家庭内は殺伐とし、その上なんと、息子の目の難病まで発症してしまう。すべてから逃げ出すように夫は家を出てしまい、残された彩子は息子とともに途方に暮れるばかり…私いったい、どうすればいいの!? ある家族を襲った受難と、その変わらぬピュアな絆を描く至高のドラマチック・ストーリー!
美貌、学歴、家柄……。自慢してくるキョーレツ迷惑おばさんに怒り心頭!! 「そんなに若く見えるかしら~?」「なまじ経歴がいいもんだから~」「うちではそんな教育してないわ~」。謙遜を知らない厚かましいおばさんたちにタジタジ。「本当にあった迷惑おばさん」体験を元に女たちの本音を描く6作を収録! ●収録作品…伊東爾子「キレイなママ」、小野拓実「大いなる誤算」、まるいぴよこ「おいしいお仕事」、桐野さおり「奇跡のアラフォー」、庭りか「田舎のキャリア女」、上野すばる「勝手に磨いてろ!」
「私の周りにいる大メーワクなデブスの話、聞いて下さい!!」 職場、ママ友、身内にいるデブス。体もデカけりゃ態度も物言いもデカい! そんなギョーテン女に周囲は閉口していても本人はなんのその。読者の周りのド厚かましいデブスにイラッ、意外に繊細なデブスにホロリ……。「本当にいたデブス」を元に女たちの本音を描く6作を収録! ●収録作品…伊東爾子「ちゃっかりデブス」、小野拓実「彼女のアドバイス」、はやしだちひろ「デブですいません」桐野さおり「面白い私」、川島れいこ「最後の作り笑い」、神崎順子「ドケチの女道」
公営住宅に住む主人公は、サラリーマンの夫と二人の子を持つパート主婦だが、実は実家は某大手ドラッグストアチェーンを営む社長令嬢。そんなわけで父親から住宅贈与を受け、晴れて土地を購入し家を建てることになる。喜びを隠せない彼女はそのことを仲のいい主婦友に話すのだが、それからだった。玄関ドアの新聞受けに生ゴミを投げ入れられたり、出したはずのゴミ袋が戻されたりと、陰湿ないやがらせを受けるようになったのは。いったい誰がこんなことを…? 犯人は意外な人物だったが、主人公をめぐる悪意の包囲網はそれだけでは終わらなかった。なんとやさしかった夫が…? 真新しいはずの土地が…? エゴと嫉妬が渦巻く衝撃のご近所スキャンダラス・ストーリー!
後藤留美は40歳を越えてから離婚し、女ひとり、パートタイムのホームヘルパーの仕事をしながら日々の苦しい生活をしのいでいた。そんなある日、新しくヘルパー先となったのは大きなお屋敷で、雇い主の老婦人・徳田リツ子はやさしい人柄で留美にとてもよくしてくれた。そんなある日、留美は困窮のあまり、ついつい買い物のお釣り1100円を着服してしまうのだが、その事実がリツ子にばれることはなく、気をよくした留美は内心申し訳ないと思いつつも、着服する金額を増やしていってしまう…。ところがついにその事実がリツ子の嫁・玲子によって暴かれてしまい、留美は窮地に陥るのだが…!? 女のリアル&シビアな現実を赤裸々に描き胸をうつ、必読のご近所ヒューマン傑作!!
有名女子大出の絢子(あやこ)は、五度目のお見合いでT大出&一流企業勤務のエリート・秀司と出会い、これぞ運命の相手と直感し、めでたく結婚する。そして顕一と俊介という二人の息子をもうけ、彼らを自分たち夫婦と同じく一流の人間に育て上げるべく、しつけと教育に全力を投入し、めでたく二人そろって私立の難関名門高校へ進学させることに成功する。さあ、このままT大入学へ向けてますます邁進…と意気込む絢子だったが、思いがけないほころびが生じ、息子たちは次々とドロップアウトしていってしまう。完璧に育ててきたつもりだったのに、いったい私の何が悪かったっていうの!? 自己満足エリート志向女性の取り返しのつかない人生の失敗を辛辣に描く、イタくて面白いオンナの“こんなはずじゃなかった”ストーリー!
主人公は、社宅に夫と小学生の息子の3人で暮らすごく普通の専業主婦だったが、自ら『社宅長』を名乗り、高飛車かつ傍若無人に社宅内を仕切る鶴巻課長夫人の存在にへきえきしていた。しかしそんなとき、社宅が無くなることになり、主人公は引っ越し準備やらに大わらわ! でも一方で鶴巻夫人から離れられることにホッと安堵もしていた。結局、この際だからと分譲の新築マンションを購入し転居した主人公一家。隣人宅へ挨拶に行って、大仰天! なんとそこには鶴巻課長夫妻が入居していたのだ! 相も変わらず社宅長気取りの鶴巻夫人は、主人公のみならず、同じフロアの気のいい老婦人・鈴木までこき使いだす始末。そんなある日、鶴巻宅で大事な取引先の部長夫妻を招いてのパーティーが催されることになり、主人公と鈴木は無理やりその手伝いに駆り出されることになってしまう。ところが、そのパーティーの場で思わぬ事実が判明して…!? スカッと痛快まちがいなし、女のどんでん返しストーリーの決定版!!
結婚7年目、二人の息子を持つ33歳の専業主婦・真利子は、友人・葉月の思わぬ話に驚いていた。つい最近、大企業勤めのエリート夫と離婚し、今は年下のカレシとラブラブ中だというのだ。離婚の原因は“セックスレス”…そこで真利子ははたと考えた。「あれ、そういえば私、最後に夫とエッチしたのっていつだっけ?」…なんと真利子自身、もう3年もセックスレス状態だったのだ。このままじゃいけない! 夫との密接な夫婦関係を取り戻すべく、あの手この手で誘いをかける真利子だったが、夫はまったく応じてくれず…私、もう女だと思われてないの!? ところが、そこには思いもよらない原因が存在していて…? 今どき夫婦の幸せの行方をリアルに綴る、大共感等身大ストーリー!
「わ、私が独身のOL時代から欲しいもの一つ買わずにコツコツと貯めたお金が、一瞬でなくなっちゃうなんて~…!」51歳の主婦は絶望のあまり、気が遠くなりそうだった。銀行カード3枚と健康保険証が自宅から盗まれ、暗証番号を突き止められた挙句、虎の子の1100万円を何者かに盗まれてしまったのだ。お金が引き下ろされたコンビニのATMの防犯カメラに写った犯人の男の顔に見覚えはなく、警察の捜査もイマイチ当てにならない…こうなったら、自分たちの手で犯人を捕まえるのよ! ご近所さんたちの協力を得て、犯人探しに奔走する主婦だったのだが…!? 身近な犯罪のリアルな恐怖と、意外すぎるラストが絶大なインパクトを呼ぶ、女の等身大サスペンスの決定版!!
「愛よりも金で結婚相手を選んでしまった女の悲劇とは!?」彩子は、女の幸せは愛よりも金だという信念から、大会社の御曹司・岡島延彦と玉の輿結婚する。結婚7年が経ち、残念ながら子供には恵まれなかったものの、夫は変わらずやさしく、豊かで何不自由のない暮らしを送る彩子だったが、何かが満たされない…そんなとき、夫の勧めで自動車免許をとるべく教習所に通い出した彼女は、若い教官・忠津大樹と男女の関係になる。淡白な夫と違い、情熱的に自分を求めてくれる大樹とのセックスに溺れていく彩子…しかし、とうとうそれが夫に知られ、容赦なく離婚を突きつけられてしまう。逆上した彩子は、寝ている夫を包丁でメッタ刺しにして、大樹のもとへと走るのだが、つれなく拒絶されてしまい……!? 驚愕と衝撃のラストが見逃せない、女のスキャンダラス・ストーリーの決定版!!
「私はお遍路歴15年のベテランよ! みんな、黙って私の言うとおりにしてればいいのよ!」上條敏子はそう威圧的に言い放つと、皆をギロリと睨み回した。八十八か所の寺社を巡って参拝することで、浮世の煩悩を消してゆくはずの四国お遍路ツアーのバスの車中は、重苦しく険悪な空気に支配されていた。「どこにでも、ああいうオレ様女っているものよね。せいぜい気にしないようにしましょう」同じ歳のツアー仲間の麻生まなみは、そう主人公に話してくれたが、彼女の胸中は穏やかではなかった。まなみには自分は独身だと語った主人公だったが、実は既婚の主婦であり、ある秘密を抱えてこのバスツアーに一人参加している身…そして、上條敏子の高圧的な物言いと傲慢な態度は、その恐るべき秘密を揺さぶり、彼女の精神を激しく責め立てるものだったのだ。その後もツアーの旅程が進むにつれ、ますますエスカレートしていく上條の傍若無人ぶり…そして、それはついに主人公の心の平衡を突き崩し、驚愕の惨劇をもたらしてしまうのだった…。
幼いころに両親を交通事故で亡くしてから、姉の手一つで育てられたエリナ。「妹のために」と、恋も遊びも結婚もすべてを犠牲にしてきた姉はどんどんエリナに執着していく。そんなある日、エリナは姉に婚約を報告するが、姉は「私をさしおいて自分だけ幸せになりやがって!」と大激怒。なんとか恋人との結婚を承諾してもらうため、そして姉の関心を自分からそらすため、エリナはあることを思いつくのだが――。表題作「デブ姉が痩せたら…」をはじめ、自分の身近にいる知人・友人・家族の“キモコワ”な一面を描いた全5作を収録。
マイホームを夢見て明るく節約に励む主人公。しかし、夫は非協力的。家など買わなくていいという夫に、一家の主としての気概はないのかと失望するが、進退窮まった節約術に夫がある提案をしてくるが……? 他人事だからクスリと笑える読者の体験を元にリアルな家族の姿! ※この作品は『ストーリーな女たち ブラック Vol.12』に収録されています。重複購入にご注意ください。
自分のデブスな容姿を理由に他者をはねのける卑屈OL、「損をしないため」になりふり構わぬケチぶりを発揮するママ友、いつも絶対自分が正しいと信じて疑わぬ度が過ぎたクレーマー主婦、若さを武器に傍若無人に振る舞う厚かましい義妹などなど身内、職場、ご近所にいる非常識なトンデモ女たちを描く全6作!
今まで苦労して苦労して、でもずーっと頑張ってきた。だから頑張りもせずに生活保護を貰ってるヤツらより私のほうがよっぽど貰う権利があるハズなんや!!不正受給主婦のナマポ御殿はこうして建った!?驚愕32ページ※本電子書籍は「増刊 ブラック主婦SP(スペシャル)vol.5」に収録の「ご褒美」と同内容です。
ああ、偽装援助交際OL無惨!!まさかの驚愕!!女のスキャンダラスシアター32ページ※本電子書籍は「増刊 ブラック主婦SP(スペシャル)vol.5」に収録の「偽態の代償」と同内容です。
大きな総合病院の跡取り息子とデキちゃった結婚した真由美だったが、当初は厳格な姑に手ひどくこき使われ、大変だった。しかし、長女の美緒と長男の武志が生まれるにつれ、いつしかようやく嫁として認められ、今ではいっぱしのセレブ妻として豊かな暮らしを謳歌していた。そんなある時、美緒の幼稚園バス通園が始まり、ある一組の母子と知り合うことになる。相手の山下由紀は真由美のことを院長婦人と知りつつ、何やら真由美の秘密を握っているようなことをほのめかしてくる。「ひょっとしてまさかあのことを…!?」昔、魔がさして万引きに手を染めてしまった過去を知られているのではと強迫観念にとらわれた真由美は、次第に精神のバランスを崩していってしまって…? ジワジワ迫る女の心理サスペンス!
哀れ…! 幼い二人のわが子を餓死に追いやった母の自己中極まる生き様とは!? (2002年M県Y市) 三人姉妹の長女に生まれた加奈は、幼い頃から母親に対して「この女腹がっ!」と言っては暴力をふるう父親の姿を見て育ってきた。父は有名な高校ラグビー部の監督で、自分でも男の子が欲しかったのだ。そしてとうとう、母が父の仕打ちに耐えられず自分たち姉妹を置いて出て行ってしまった! それからだった。加奈の人生が大きく歪み狂っていったのは…。父親に反発してグレて、次々と男を漁るようになってしまった加奈は、そのうちの一人とできちゃった婚をするのだが、幸せだったのはほんの束の間…わが子への愛情よりも己の欲望を優先してしまう加奈は、転げ落ちるように堕落と破滅の道を突き進んでいくのだった――…。
なんと五人産んだわが子のうち三人を死に至らしめ、一人を殺しかけた母親…その信じられない闇の胸中とは!? 詩織は両親と姉との四人家族で何不自由なく暮らす少女だったが、突然の交通事故によって愛する母を失ってから、その人生観は一変してしまう。私を一番愛し評価してくれたお母さんはもういないんだ。もう誰も私のことを認めてくれない――。その絶望感は結婚後も続くのだが、ここで運命的転機が訪れる。詩織が病気で入院したわが子を甲斐甲斐しく看病していると、周囲の人々がさかんに自分のことを褒め、評価してくれたのだ。この充実感に恍惚となった詩織は、恐ろしいことに汚染された水を密かにわが子に注射して病気にさせ、看病しては周囲の称賛を得るという行為を繰り返していくのだった。そしてわが子は一人死に、二人死に――…!?
「本当に刺したかったのは私の実の母親なんですよ…」ろくでなし男を殺した女が発した意外な言葉の真意とは一体? 沙紀(26歳)が実の父母だと思ってずっと一緒に暮らしてきたのは、実は祖父母だった。実母は生まれてすぐの沙紀を自分の両親の養女として託し、家を出てしまっていたのだ。思春期の頃に初めてその事実を知った沙紀だったが、今更どうすることもできなかった。貧しい家計を支えるために中学を卒業すると工場に就職し、楽しい青春とは無縁の汗と油にまみれた日々を送った。そんな中、工場長にレイプされて泣く泣く仕事を辞め、水商売の世界へ。そしてそこで親子ほども年の離れた男と知り合い、深い関係になるのだが、こいつがとんだろくでなしで…思い余った沙紀は激高して彼を刺し殺してしまう。全部、全部私を捨てたお母さんが悪いのよ…呪詛の言葉を吐きながら服役する沙紀だったが、出所後、思いもよらない再会が――…!?
母ひとり娘ひとり…ふたり寄り添い生きてきた親子を見舞った、あまりにも悲しすぎる惨劇とは? (2003年/福岡県) 聡美は老いた母親と暮らす、45歳の独身女性。これまで幾度となく結婚の話はあったものの、その都度、母をひとり置いて嫁ぐことができないでいるうちにこんな年齢になってしまった。ただ、安定した仕事に就き生きがいも感じていたため、まあそんな人生もいいか、と自分を納得させることができていた。しかし、ある日母が複雑骨折し寝たきり状態に陥ってから、そんな状況は激変する。聡美は母の介護のために仕事を辞めざるをえず、しがないパート勤めに。また、母と四六時中顔をあわせ面倒をみる生活は、聡美にかつてないストレスと不満をもたらし、着実にその心をむしばんでいった。「なんで私だけこんなつらい人生を送らなきゃならないの!?」そして鬱積したドス黒い心情は、母の思わぬ再婚話を知るに及んでついに爆発し、母をめった打ちにして惨殺してしまう。だがその裏には、母の娘への思いもよらぬ深い想いが秘められていて――…!?