突然、嵐のように襲った乳がんという病。凄絶な病との闘いの中で問いかける“生きる”ということ。著者が自らの体験から描く感動の3部作!!
昭和54年にプチセブン22号から連載されていた作品。主人公・喜多沢杏のニックネームはアン。両親は亡くなってしまい、4人姉妹で喫茶店「径」で暮らしている。長女の彩、タウン誌の編集者の次女茜、三女のアン、バスケ大好き末っ子の藍。アンは私立高瀬高校のテニス部に所属しているが、学園でモテまくりの柚木冬梧と桜庭諒の二人に告白される。次第にアンは冬梧に心を寄せていくが、