平凡な高校生・諏訪大介は、いつか地元を捨て都会に出ることに憧れていた。ある晩、教会で転校生の藍川雛子の懺悔を聞いてしまう…。おとなしくて目立たない雛子の衝撃の告白に、大介は心臓が凍りつくほどのショックを受ける。それは、レイプ、妊娠、中絶、出産という15歳の少女には背負いきれない深く大きな心と体の傷だった…。