巧とはじめて出会ったのは、晶が中学3年の頃、凍りつくような寒い海辺でのことだった。2度目の出会いは、ライブハウスのステージで、光に包まれて歌っていた……。巧との再会を果たした晶は運命の予感にふるえていた。ドラマチックラブ、第1巻。
綾が失恋したとき、泣いている姿を偶然見てしまったのが、年下のアイツ──弘志だった。そのことがきっかけで言葉を交わした2人は、やがてお互いを強く意識しはじめて……。鮮やかに描かれる恋の物語。
あの日の事件がなければこんな風に笑うこともなかったのに──。高校生の美帆はいつも笑顔を浮かべていた。でもその笑みは、笑顔のはずなのにどこか泣いているようにも見えて……切ない恋物語、はじまりの第1巻。
相川真琴はお菓子作りが趣味の25歳のOL。彼女は中学時代、片思いの恋をしていた。その相手である矢口は、卒業式の前日に彼女にキスをしようとするが、なぜか途中でやめてしまった。そこで甘酸っぱいは恋は終わりーーと思っていたのだが、10年の時を超えて真琴は再び彼と出会ってしまうーー。