あとり 硅子(あとり けいこ、1969年9月20日 ‐ 2004年7月6日)は、日本の漫画家。長崎県出身。血液型はAB型。 1993年、『月刊ウィングス』(新書館)に掲載の『眠れない夜』でデビュー。主に新書館の雑誌に漫画を発表したほか、ボーイズラブ小説などの挿絵も手掛けた。 柔らかな絵柄を生かした、ハートフルな中にも一物ある短編コメディを得意とした。代表作は、『四ツ谷渋谷入谷雑司ヶ谷!!』など。
恐怖と謎の高校生・四ッ谷。友達に毒を盛ってみたり、召喚魔法で世にも奇妙な生物を呼び出したり、一筋縄ではいかない奴。友達は渋谷入谷雑司ヶ谷。四ッ谷に対抗するために「てづるもづる」を探しに行ってみたり、悩みすぎて円形脱毛症になっちゃったり(おもに雑司ヶ谷のみ)、なかなか大変な生け贄たちなのだ。彼らの波乱に満ちた愛すべき日常を描いたショートギャグシリーズ、ついにコミックス登場!!
夜の海か湖に似ている、おまえの黒い目を見ているとよく眠れるんだ――…。小さな少年は、ご主人様のため、夜ごと眠りの番をする……。その黒いぶどうのような目をこらし――。透明感あふれる絵柄と、やわらかくてあたたかい、そしてやさしくてユーモラスな物語は、一度知ったら忘れがたいもの。数々の名作を再編集、第一集はキラキラまばゆいようなファンタジーを中心にお届けします――。