クラシック音楽は私の中で興味無いものでしたが、この漫画を読んでから聞いちゃいます。 切なくて、でもってとてもきらきらとしたお話です!まさしく青春って感じです!! 主人公はピアニスト、ヒロインは薄命のバイオリン弾き、悲劇的なお話なんですが、その中に甘酸っぱさや、きらめきみたいなのが、ぎゅっと詰め込まれててとても静かできれいなストーリーです。 でも静かながらも、色んな音色が聴こえてきそうで、とってもカラフルです!読んだあとは、あたたかな気持ちになりました
辛いけど、最後まで読まずにはいられない作品です。 こうせいが成長していく姿がリアルな男の子っぽくてよかった。あとバカな所も。 椿ちゃんのつらさやさびしさも。 イヤな女の子にならないように努力するけなげさも愛おしい。 読んでいると、漫画なのにメロディが聞こえてくるのも作者の表現力のたわもの。 あっ、私が感受性高いからかな。
原作を先に読んでいました。再読したかったのですが、結構長めなのでなかなか食指が動かず、もやもやしてるときにこちらのコミカライズに出会い、これであれば!と思って手に取りました! ただ4巻ではちょっと原作のテイストを表現し切ることは難しかったでしょうか??若干の消化不良感があります。 舞台が冬の校舎ということで、原作は結構重厚というか読んでいて涼しくなるような雰囲気がムンムンでしたし、少し重めの話も入ってくるのですが、コミカライズ版はそれに比べてちょっと軽い感じがします。 ただ原作を読んでからしばらく経っていたので、忘れていた部分をさっとおさらいできてよかったです。
東京オリンピックが開幕しました。このクチコミを書いている時点で女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」は予選リーグ1分1敗、今夜実施のチリ戦の結果如何でリーグ突破・敗退が決まるという状況です。 『さよなら私のクラマー』の話をする前に少しなでしこジャパンの話をしたいと思います。 2011年にワールドカップを制して以降、翌年のロンドン五輪では銀メダル、2014年はアジアカップ優勝、2015年のワールドカップも準優勝(決勝は大敗でしたが…)と結果を残してきたなでしこ。 ところが2016年リオ五輪の出場権を失うと、2019年ワールドカップではベスト16で敗退(3大会ぶり)と大舞台での近年の成績は10年前を思うと物足りないと言わざるを得ません。男子サッカーの好調とは対照に直近の試合内容についてもかなり批判を浴びています。 『さよなら私のクラマー』は「私達が負けてしまったら 日本女子サッカーが終わってしまう」という能見選手のことばから始まります。 女子サッカーは男子サッカーに比べてまだまだマイナースポーツで、代表の強さがダイレクトに注目度に繋がり、ひいては競技そのものの継続に直結するということが『クラマー』では取り上げられていました。 勝たなければいけない。勝ち続けられる選手にならなければいけない。日本の女子サッカーの未来を背負える選手にならなければいけない。 これが『クラマー』で提示されたひとつのシビアな、そして乗り越えるべきテーマでした。 現実のなでしこジャパンは、10年前の輝きが過去になりつつある状況で今日の予選リーグ最終戦を迎えているわけです。 もしここで敗退となれば、なでしこジャパン、そして今後の女子サッカーを左右するひとつの分水嶺になるのでないか。能見選手のことばが強く心に残っている自分としては、そんな緊張感さえ覚えています。 『クラマー』はまさに女子サッカーのブームの激流の只中にあった作品だと思います。過去の栄光と決して明るくない未来を現実的に見据えながら、本作は爽やかに幕切れをします。いつもどおりの試合の中で。 どれだけ過去に囚われようと、どれだけ未来を憂いても結局は一試合一試合をやっていくしかなくて、それがそのまま女子サッカーの未来になる…というメッセージ。 オリンピックで苦境に立つなでしこを見て、本作を思い、さまざまなことを考えていました。どんな結果であれ女子サッカーの未来が輝いていることを願うばかりです。 長々と書いてしまいましたが今心から何が言いたいかと言うと「勝ってくれなでしこ!!!」ということです。本当頼む!!!
主人公の恩田希は、幼少期から親分肌で、負けずぎらい。 現在、彼女は中学二年生で男子サッカー部の部員だが、女子なので公式戦には出してもらえない。 それでも、日々サッカーに打ち込み、誰にも負けない練習を自分にかし、強靭な精神力も持っている。 でも、どうしてもどんな手を使っても次の試合には出たい!! なぜなら、子どもの頃子分だったナメックが成長して、身長も高くなり、彼女が教えていたサッカーを続けていて、更には主将にまでなっていたから。ナメックに今の自分に勝てるわけない、フィジガルが違うのだからと言われたから。 確かに、これから先どんどんフィジガルに差が出てきてしまう。 今、この試合が勝つ最後のチャンスだと思ってある行動に出るのである。 主人公の恩田希が本当に魅力的♬ そして、サッカー部員、監督、マネージャーに至るまで皆愛情豊な人達。 幼少期のナメックは、泣き虫で女の子みたいで本当に愛らしい💓 最後には、うるうるしちゃいました。 ぜひ、読んでほしい!!
※ネタバレを含むクチコミです。
「四月は君の嘘」新川直司の、これが出世作ではないでしょうか。現在連載中の「さよなら私のクラマー」の前日譚にあたりますが、これ単体で非常に素晴らしい作品なので推したい漫画です。 女子中学生のサッカー少女が男子に混ざり圧倒的にフィジカルで劣るなか、持ち前のセンスと負けん気で果敢に挑んでいく。この先、高校生にもなってしまえば、子どもの頃からのライバルである男子と一緒のピッチで戦うことはできなくなる。「さよならフットボール」はそんな恩田希の最後の挑戦であり、刹那の輝きの物語だ。これが感動せずにいられるか!ラ●ライブサンシャインとか、横浜フリューゲルスとか、そういうのに弱いんです私の涙腺は。
新川直司の初原作作品の続編か。「さよならフットボール」も読んでたけど面白かった サッカーは「四月は君の嘘」でも出てたけど、女子サッカーものはやっぱり思い入れがあるのかな
かおちゃん。。。 楽器を弾くシーン、音が心に届くシーンをちゃんと演出してほしいです。 広瀬すずに期待します! http://natalie.mu/comic/news/159065
「米をなめるな。」
クラシック音楽は私の中で興味無いものでしたが、この漫画を読んでから聞いちゃいます。 切なくて、でもってとてもきらきらとしたお話です!まさしく青春って感じです!! 主人公はピアニスト、ヒロインは薄命のバイオリン弾き、悲劇的なお話なんですが、その中に甘酸っぱさや、きらめきみたいなのが、ぎゅっと詰め込まれててとても静かできれいなストーリーです。 でも静かながらも、色んな音色が聴こえてきそうで、とってもカラフルです!読んだあとは、あたたかな気持ちになりました