将棋の神童・二宮夕飛は、かつての輝きを失い連敗を重ねていた。そんな折、肩を並べていたはずのライバル・久慈彼方と公式戦で当たる。この日は、彼方27連勝目、夕飛17連敗目という記録的な対局になった…。挫折する夕飛はとあるバーに立ち寄る。そこで、ある少女と運命的な出会いをする! 彼女の名は茅森月。横暴、ワガママ、破天荒な月だったが、その将棋は鋭く自由、まさに「神様に選ばれた将棋」そのものだった!