園城寺リア不二子、見た目は仕事もできるバリキャリ女子っぽいけど、過去にいじめられたこともあり、実はものすごく繊細な女の子。 何となく気持ち分かる、現実から逃げたい時に寂しい時に自分を救ってくれるものあっても良いよねと。 それが、リアちゃんはエア彼ツトムくんだった訳で。 自分を好きでいてくれる人が現れることで、リアちゃんも変化していくんだけど、いじめられたトラウマがあるから信じられなくて前に進められないのも、分かるなぁ。 トラウマはきっと誰にでもあるから、そこから踏み出すのはものすごい勇気で、リアちゃん凄く頑張ったなぁと勇気付けられる作品でもありました!
この物語に出てくる長女・ヒヨ子と次女・雛子。どちらもとても可愛らしいのです。 が、ママはとっても大変!想像と違うはまさしくその通りだなと思う。 時代は本当に変化したけど、育児の根本的な所は変わらないんだなとこの作品を読んで、しみじみと思った。そして少し肩の力が抜けた様な気がした。 クスッと笑えるけど、家族への大きな愛情しか感じなかった素敵な作品で、ホッコリとした気持ちになりました。
多少ラグがあるとはいえ、リアルタイムに描かれているせいか、内容がすごくリアル。 子の性格によるんだろうけど、これを読んでなお、キラキラな毎日を送れると思える人は、手伝ってくれる誰かがいるのかもしれない。 ちなみに、イライラしてしまう原因、それは睡眠不足。 連続6時間未満の睡眠が続けば、屈強な兵士すらパフォーマンスを出せないという。 それ未満の細切れならなおのこと。 作中でも作者が赤子相手にむきになり、いたたまれなくなってくる。 旦那さん、助けてあげて。ゆっくりご飯を食べさせてあげて。 久々に赤子育児漫画を読んで、この子達も今は大きくなってるのよね、よかったと、しみじみしてしまった。
作者さんの想定通り、漫画で読んで勉強になる。 勉強になるだけでなく、おもしろく読める理由はやっぱり、おしゃれ研究の結果がまるで、自分自身がやったあとの結果を見ているかのようだから。 私だって願わくは、朝の登園時間帯にすれ違ったお子様連れのお母様のように、ばっちり素敵メイク&素敵ファッションをして過ごしてみたい。 子どもがいて、さらにばっちりだなんて、何時から起きているんだろう。 でもあのお母様のようなゆるふわヘアーはボサボサヘアーになるし。ボサボサヘアーといっても、ほんとのボサボサヘアーはそんなレベルじゃないし。 メイクは作中でサラっと書かれていることがわからないし。 シャツインしたら垢抜けるってレベルじゃなくて、幼児のようなシャツ入れすぎよ!状態だし。 もし、同じおもしろTシャツを着ても、私は部屋から出てはいけない服装で、彼女たちはおしゃれなファッションウェアになるんだろう。 どうやっても、あのお母様に近づける気がしない。 作中、内面にいるおじさんらしさがいけない!という話をしていたところで、「そうなんだよねえ、でもこの人を追い出すってどうやるの。根付いて一体化しているよ?」と思いながら読んでしまった。 総務課に属するような性質の人たちは、この漫画をどんな気持ちで読むんだろう。
節約のマニュアル本という感じではなく、漫画だからできる事を面白おかしく描いています。 途中から、何か違くないか?主人公? という感じもあるけど、それはそれで面白いのでOKです。 節約の目的である恋愛に関しては、歯切れの悪い終わり方だったので、ちゃんと完結させて欲しかったです。 まぁ大人の事情なんでしょうが。。。
すみれ先生は料理したくないがめちゃくちゃ好きだったので、同じ作者の新作だ!と気になっていたんですが、昨日以下の衝撃的なツイートを目にしてしまい… https://twitter.com/okubohiromi/status/1572504539110215681?s=20&t=oXp-Rd6AWM35NQIBu0NrYg こういうことって今はさほど珍しくもないんだろうなと思いつつ、たとえ中途半端に終ってしまうとしても読んでおきたいと思ったので早速読みました。(自己配信の可能性にも言及しているし…) 内容としては、地味で勤勉な主人公が異動先の部署で上手くいかず、そのうえ信じていた婚約者の浮気現場に遭遇し、挙句の果てになぜか江戸時代へタイムスリップしてしまうという始まり方です。現代の知識を持っているがゆえに、わかり易くいうと「女子力の神」みたいな存在の艶姫神様と勘違いされ、江戸女子たちの様々なお悩みを解決すべくサポートするという展開。 自分が面白いと思ったのは、出版社勤務の編集者という設定なので主人公が「女性による女性のための本を作ろう」と思うようになるところ。当時は明らかな男性優位社会。女性はサブ的扱い。そんな自分の夢や希望が叶わないことが当たり前の時代に、少しでも彼女らの日常が彩り輝くコンテンツを作ろうという方向に向かうのが良いですね。 冒頭に書いたとおり悲しい現実がありますが、少なくとも1巻ではものすごく続きが気になる終わり方をしています(そりゃそうだ)。ひとまず2巻を楽しみに待つことにします。応援しています!
タカオー!って呼びたくなりますね。 彼女とヨリ戻したいがために、浪費家から一転 し節約に励むタカオの姿、素敵でしたよ。 チャリンチャリンとね。 節約しながら出会う人達を通して、節約する所としない所の良い塩梅を見つけていくところも良かった。 ピリピリしちゃいそうな節約話を、コミカルにロックキュートに描いてて面白可笑しく楽しく読みました! 3巻で終わり寂しい、もう少し読みたかったな!
久しぶりに腹抱えて笑いました。 よくわかります。 レシピ本って、手抜きで簡単!とか、シンプルな工程!とかいいますけど色々端折ってますよね。 できる人間や面倒と感じない人間にあわせた感じ。 本作でも表現されてましたが、例えば、 「じゃがいもを一口大に切る」 を1行1工程で書かれてますが、ここに、実はみえない作業で ・洗う ・皮を剥く ・じゃがいもの芽を除く といったものが端折られてますよね。 (下手したら冷蔵庫から取り出すも) そうなんです。 料理しない人間にとっては、これですら面倒なんです。 ズボラ料理とかのレシピ本でてますけど、それですら面倒だと感じた違和感はこれでした。 この点は気づかされて目からウロコでした・・・。 レシピどおりやっても、高級食材をつかっても、失敗する。 少々や適量ってどれくらいなの? 料理しない(できない)人にとっては、共感できる部分が多々ある作品だと思います。 味噌汁がゲルになる感覚わかりますかね?
大阪から東京の社宅に越して来たゆみこと、社宅に住む女性達とのお友達(?)物語。 読んでいる限り、大変そう。。 人間関係が濃いし、見られてる感がすごい。。 そんな生活の中でも、心許せる友達と呼べる人ができるのなら楽しいのかもしれないなと感じたお話しでした。 みんな、扉の奥で色々抱えてるんだなぁ。
完璧な美貌を保つことやピアノの演奏に比べれば、そこそこ食える程度の料理を作ることは簡単だと思うんだけど…そうはいかないすみれ先生が面白かわいい! 美人で上品なピアノ教師、すみれ先生が料理や料理に悪戦苦闘するお話。 悪戦苦闘しながら上達していくわけではなく、負けっぱなしで絶望してるのがよい。 ひと口大に切る、という指示に「誰のひと口なの!?」と戸惑うすみれ先生。 スティーブンタイラーと北条政子のひとくちはだいぶ違うよ?というパンチラインが最高すぎ。 こんな面白かわいくて美人で上品なんだから料理くらいできなくてもいいよ!って言ってくれる人は死ぬほどいそうなものなのに、なかなか出会えないあたりもかわいいなあ…。 さっさと朝日先生と付き合っちゃえと思うものの、このいじらしさを楽しみたいのでこのままでいてほしいところでもある。 料理楽しいよ的漫画は多いし好きだけど、この等身大さも面白くて好き!
園城寺リア不二子、見た目は仕事もできるバリキャリ女子っぽいけど、過去にいじめられたこともあり、実はものすごく繊細な女の子。 何となく気持ち分かる、現実から逃げたい時に寂しい時に自分を救ってくれるものあっても良いよねと。 それが、リアちゃんはエア彼ツトムくんだった訳で。 自分を好きでいてくれる人が現れることで、リアちゃんも変化していくんだけど、いじめられたトラウマがあるから信じられなくて前に進められないのも、分かるなぁ。 トラウマはきっと誰にでもあるから、そこから踏み出すのはものすごい勇気で、リアちゃん凄く頑張ったなぁと勇気付けられる作品でもありました!