九州の中核都市・福岡。何かをやりたいと思って宮崎から出てきた亜刈たまき。映画館で知り合ったCMプロダクション社長・杵間乱作に、モデルの代役でCMに使われた。一気に顔が知れ渡って、近所で注目の的になってしまう。怒って会社に乗り込んだたまきだが、絵コンテよりも出来がいい傑作だと誉めそやされ、この仕事をやる気になった。杵間に映画の知識をテストされ、無事合格。アバウトな福岡人気質は、いかなるCMを生み出すのか…?
主人公・郷六平(ごうろくへい)の中学時代から高校、浪人、大学を経て人形師になることを決意するまでの青春巨編。純朴な博多っ子が恋愛やケンカ、そして人々との心のふれあいなどを通して成長していくさまが描かれている。だれもが共通に青春期にぶつかる問題がストレートに表現され、当時は博多以外の読者にも多く受け入れられた。博多の風俗や伝統、歴史が多く盛り込まれ、博多学の入門書ともいえる内容。
多くの妃が居る中で、桐壺という局を賜った更衣が帝の寵愛を一身に集めていました。しかし皆に妬まれて苛められた挙句、玉のように美しい二ノ宮お一人を残して亡くなられたのです。帝は後見のない皇子を臣籍に下して、源の姓を与えました。以後この皇子は、光源氏と呼ばれることに…。「桐壺」十一世紀初頭、紫式部によって創作された一大長編物語。日本最古の小説であり、四代の帝、七十余年に渡る貴族社会の叙情詩を、入魂のコミック化!以下「帚木」「空蝉」「夕顔」「若紫」「末摘花」「紅葉賀」「花宴」「葵」「賢木」「花散里」「須磨」「明石」を収録。
漫画家のタマゴ則夫とレイ子の同棲カップルが愛の巣をかまえたマンションは、さまざまな人が生活している。若い二人の回りで、愛を求め、愛に傷つく人々の織りなす人間模様。
夢と希望を持ってアメリカへ移住した日本人たち。しかし彼らにはさまざまな苦難が待ち受けていた…。アメリカ200年の歴史の半分にあたる日系人移住史を、那ノ津楽市という人物の生涯を通して描きあげた長谷川法世の意欲作!博多山笠を愛する石工・那ノ津楽市は、山笠廃止案を玄洋社の仕業と考え単独で殴り込みを。しかしそこで頭山満と出会い、狭い博多ではなく広い世界に目を向けろと諭される。そして楽市はアメリカで一旗あげると決意して渡米するのだが…!?
漫画家のタマゴ則夫とレイ子の同棲カップルが愛の巣をかまえたマンションは、さまざまな人が生活している。若い二人のまわりで、愛を求め、愛に傷つく人々の織りなす人間模様。
博多の石工・那ノ津楽市は黒人解放後で人手不足になったアメリカ大陸で一旗揚げようと海を渡る。さまざまな障害を乗り越えてなんとかアメリカにたどりつくが、、。博多っ子純情の長谷川法世が描く大河ロマン。
我ら夢通り商店街に結成された草野球チームを中心に巻き起こる人情ドラマを「博多っ子純情」の長谷川法世が描く長編佳作!
現在中学生、思春期真っ盛りの六平は、隣の家に住む年上のお姉さん・青葉に思いを寄せるが……?
酒屋の息子・鉄矢の家は、オヤジと出戻りの姉・玉子に下宿人の辺田の四人暮らし。母・静枝が生きている間は仲のいい家族だったのだが、今は喧嘩ばかりになっていた。今日も鉄矢は、ビールを1ケースちょろまかし草野球へ。鉄矢達『夢通りドリームス』開幕戦の相手は、弱い!でも負けちゃって、スナック『里味』で残念パーティになった。ママの二の腕のほくろを見ようと、大騒ぎ…。収録作「見逃したあ…」以下「栄光のスライディング」「春風そよ風ライトは最高!」「夕陽のサウスポー」「スーパーベースボール」「後楽園の恋」「燃える特訓」「実況おじさん」「流れて…」を収録。
博多山笠を舞台に六平と類子が織りなす青春群像。誰もが経験するティーンズストーリー。小学館漫画賞受賞作品。
博多・中州で「博多姉妹」を営む美人姉妹。暗い過去を持つ姉と受験勉強青春真っ只中の妹。ふたりと取り巻く客たちひとりひとりの生きざまを名作「博多っ子純情」の長谷川法世がドラマチックに描ききった佳作。
博多新聞東京支社運動部の岡は「書かずの岡」のあだ名を持つベテラン記者だが、その名の通り新聞記者でありながら二十年間記事を書いていないという。しかし、それには二十年前のある事件が原因だった。その他「博多っ子純情」の長谷川法世が、描いた短編19話を収録。
選挙妨害で検挙されてしまった捨石鬼一がやけ酒をあおっていると、孫田兵六なる老人が現れ、鬼一を総理大臣に仕立てるという。とまどう鬼一をよそに政治家への道はどんどん進んでいく。長谷川法世ならではの、ドラマチックな心情描写が政治の世界を情熱的に描く秀作。
結婚して子供が生まれたのを機に、地元にUターンして父の床屋を手伝うことになった一児の母・悦子。東京郊外の住宅地「みはらしニュータウン」を舞台に、地域の住民たちとの人情ドラマが描かれる。悦子の地元の友人たちの手助けもあり、オンボロ床屋を改装し、このたび新装開店! 美容師として東京で磨いた腕前を今日もふるいつつ、お客さんの困り事にも相談に乗る。ただし、床屋が休みの月曜は、疲れて一日中寝ているから「月曜はダメよ」。
大穴ばかり狙うギャンブル狂の男・ブービーは、今日も競馬でスッカラカン。ギャンブル仲間も憐れむほど、賭けに勝てずに大負けが続いていた。そんな彼が「女性に声をかけて喫茶店に誘う賭け『ひっかけゴッコ』」で、仲間と勝負する事に。ところが、声をかけた女性はなんと大金を持っていた。ブービーは、その大金を手に入れようと企むが、彼女は何やら訳アリで…。彼は賭けに勝ち、この「大穴」を当てる事ができるのだろうか? 『カケカケごっこ』を含め、男と女の生き様を描く傑作読み切りを計10作品収録。
パイロットの父を航空機事故で無くして母子家庭になった家族3人が、いろんな差別や困難に負けず、力強く生きていく、ハートウォーミングストーリー。博多っ子純情の作者である長谷川法世の巧みなドラマづくりが楽しめます。
出世コースをひた走る男田上がある日帰宅すると、妻が間男と情事の最中だった。まだ小さい娘の前で乱暴する田上に妻は、家庭をかえりみない夫を逆に責め返し、実家に帰ってしまうのだった。途方に暮れた田上が向かう先は、場末の小さなスナック、そこには男と女の関係でだけつながった女がいるのだった、、、、。表題の「濡れてお別れ」をはじめ、博多っ子純情の長谷川法世が描く大人のドラマ集。
結婚して子供が生まれたのを機に、地元にUターンして父の床屋を手伝うことになった一児の母・悦子。東京郊外の住宅地「みはらしニュータウン」を舞台に、地域の住民たちとの人情ドラマが描かれる。
大穴ばかり狙うギャンブル狂の男・ブービーは、今日も競馬でスッカラカン。※こちらの作品は過去に他出版社様より配信していた内容と同様になります。重複購入にはお気を付けください
昭和三十年代初頭、西鉄ライオンズ全盛期の博多を舞台に、「博多っ子純情」の長谷川法世が描く青春グラフィティ。何もかもが懐かしい素朴な昭和時代を振り返ります。