源氏物語といえば世界に誇る日本を代表する古典文学!!ということで、内容もすごいらしく、気にはなっていたのですが、何となく敷居が高く、今まで触れられていませんでした!! 今!!般!!!マンガならば読めるのではないかとこちらの作品を手に取った次第です!!! とはいえ、マンガとしてもかなり個性的な作品ですね。栄えある「第1回文化庁芸術祭マンガ部門」の受賞作なので、芸術性は文句なしなのですが、ちょっと個性的すぎて「源氏物語にマンガでサクッと触れてみよう!!」という私のような方には不向きです。 どう個性的かというと、我々が平安時代といって想像する人物画(わかりますでしょうか??)のタッチで全編描かれているのですね!!!マンガでこういった表現が使われることはあまりないので、すごく特徴的です!!(表紙だけこういう絵だと思ったのですよね・・) その結果「人物が皆似てる」「イケメン設定のキャラがいまいちイケメンに見えず感情移入しずらい(すいません、あくまで現代の感覚でいうと、です)」などがあり、どちらかというとヘビーな平安文学ファン向けの作品となっているように感じました!! なので、私のようなライト層にはあまりオススメできませんが、ヘビーな平安時代フリークにはこれ以上ない魅力的な作品だと思います!!!
※ネタバレを含むクチコミです。
福岡在住なのに、長谷川法世さんの作品を初めて読みました。今では聞き慣れないような博多弁や、ご近所文化。福岡博多の一大行事の山笠も、場末の雰囲気も博多づくしですが今では様変わりしたなあ、と。男子中学生のアホ可愛さも満載です(笑) 観光に訪れる前に読んでみてもらいたいなあ。
「博多っ子純情」など、博多を舞台にした作品を描かれてきた長谷川法世氏。 この物語では、真面目で控えめな姉、自由奔放な妹、正反対な姉妹を描いています。正反対な2人ですが、どちらも魅力的に描かれており、いつもお互いを心配していることがわかります。私も2人姉妹なので、共感できる場面がたくさんありました。舞台である博多の風景や、登場人物達が話す博多弁にはとても味があり、ストーリー全体の雰囲気を作り出しています。
ひょんなことから結婚する主人公夫婦。最初は簡単に妊娠していくものと思っていたのに中々上手くいかない歯痒さを上手に表現できています。 妊娠で喜んだのも束の間、いざ出産して子育てが始まると現実はそんなに生やさしいものではないことに気づく。それは、まさに自分の妊娠出産育児の経験と重なる物があり、非常に興味深く読みました。ただあくまでもコミックなので、そのぶん気楽に楽しめる内容でした。子育ての素晴らしさも同時に感じることができます。
明治維新後の博多で生まれた石工職人の息子 那ノ津楽市を主人公として、アメリカへ移住した日本人の姿を書く。 一攫千金を夢見てアメリカに移民した主人公の苦難に満ちた生涯を長谷川法世の明るいタッチやユーモアでかかれているので単純に暗い話ではない。 戦前戦中戦後のアメリカに移住した日本人の立場がわかりやすく書いてあり、色々学べることもあった。 がんがらがんとは「おあいこ」の意味だった。
源氏物語といえば世界に誇る日本を代表する古典文学!!ということで、内容もすごいらしく、気にはなっていたのですが、何となく敷居が高く、今まで触れられていませんでした!! 今!!般!!!マンガならば読めるのではないかとこちらの作品を手に取った次第です!!! とはいえ、マンガとしてもかなり個性的な作品ですね。栄えある「第1回文化庁芸術祭マンガ部門」の受賞作なので、芸術性は文句なしなのですが、ちょっと個性的すぎて「源氏物語にマンガでサクッと触れてみよう!!」という私のような方には不向きです。 どう個性的かというと、我々が平安時代といって想像する人物画(わかりますでしょうか??)のタッチで全編描かれているのですね!!!マンガでこういった表現が使われることはあまりないので、すごく特徴的です!!(表紙だけこういう絵だと思ったのですよね・・) その結果「人物が皆似てる」「イケメン設定のキャラがいまいちイケメンに見えず感情移入しずらい(すいません、あくまで現代の感覚でいうと、です)」などがあり、どちらかというとヘビーな平安文学ファン向けの作品となっているように感じました!! なので、私のようなライト層にはあまりオススメできませんが、ヘビーな平安時代フリークにはこれ以上ない魅力的な作品だと思います!!!