星の神のごとき深き青――瑠璃色の瞳を持つ少女ニナは、その美しき瞳ゆえに、フォルトナ国第二王子、アズール・セス・フォルトナに見出される。三ヶ月後に、大国ガルガダの王位継承権を持つ第一王子のもとに嫁ぐはずだった姫巫女アリシャの身代わりとして。姫として作法を学び、美しく着飾り、大国を欺くことを求められたニナは、運命に翻弄されながら、一生に一度の恋に出会う。王宮恋愛ファンタジーの幕開け!
変わってしまったのは津軽(つがる)?それとも――!?女学生・鈴(すず)と青年・津軽の年の差LOVE、本格スタート!時は明治、少女時代に遊郭から身請けされた鈴も15歳。ひとまわり以上、歳の離れた津軽を想う鈴だが、近づこうとすればするほど、津軽が解らなくなってきて――!?明治時代を生きる女学生・鈴の、愛と波乱の物語。
明治中期、少女・鈴(すず)は吉原の廓に売られていたが、縁あって呉服屋の御曹司・津軽(つがる)に身請けされる。自分を救ってくれた津軽に感謝していたが、彼がなんの為に大金をはらって自分を救ってくれたのか解らない鈴。何も話さない津軽の本心を探ろうとするけれど!?――ふたりの運命の恋が緩やかに動き出す、明治の恋物語。