日本で土地神になった吸血鬼ブラドが治める土地に住む人々とブラドの物語。 吸血鬼だけど神様なので、神社にお願いごとに来られたら、大変なことからちょっとしたことまで、多少はお手伝いしてあげるようだ。 ほのぼのストーリーは穏やかな気持ちになれて、いいなぁ。 一話二話を読み直したら、最初は吸血鬼アピールだったのか、吸血シーンが多くて驚いた。 連載の間にさらに丸くなって、連載の裏で吸血するようになったんだろうか。 終盤は土地神になった経緯やら、吸血鬼なのになんで日本にいるのかを語るバトルめいた話が増える。 回想で終わらせず、ほのぼのは横においてバトル。 なんと少年誌らしいことか。 でも、ほのぼのを求めていたんだよ‥と思って読み勧めていたら完結した。 登場するキャラクターに神様が多いせいか、モブたちと違い、とてもあくが強くて個性的でバトルも強いことを付記しておく。
猫のふくまると、素敵なおじさまのお話。 ペットショップで売れ残っていた、ぶちゃいくな猫を、ダンディーなお紳士が買ってかえります。猫の気持ち、おじさまの気持ち、それぞれが描かれていて、どちらもキュンとします。 ふくまるはらこの幸せがつづくのか?と怖い気持ちもありつつ、おじさまと一緒にいられる幸せを噛みしめています。そしておじさまは、ふくまるに癒されていきます。 おじさまも、ふくまるも、幸せだけれど、どこか寂しさがつきまとっているのが切ないです。妻を亡くしたこと、ペットショップで見向きもされなかったこと、それぞれが抱えた寂しさのせいで、ふたりの関係がとても愛情深いものになり、ジーンときます。 おじさまの紳士っぷりは素敵ですし、亡き妻への思いや、ピアノへの向き合い方ど、猫との関係以外でも、気になることもたくさん。興味をもって読み進められました。 猫好きなひとはもちろん、私みたいなペットと無縁なひとでも楽しめる作品だと思います。
エキゾチックショートヘアという血統種にも関わらず、ブサイクなあまり買い手がつかないままにペットショップに取り残された1匹の猫。 ある日、上品な紳士がお店にやって来た時から、彼の世界は一瞬にして変わります。 第1話の猫のふくまるとおじさまの出会いの場面を読んだ時から、涙腺が緩みっぱなしです。優しいおじさまの愛情に包まれて、ふくまるがどんどん幸せになっていく姿を見ると、お話の世界のことだとわかっていても、本当に良かったなと心から思ってしまいます。 どうも心に傷を負っているらしいおじさまも、ふくまるの可愛らしさに触れて、どんどん心が癒されて、気持ちにも大きな変化が生まれてくるのは、ペットが単なる動物ではなく、私達と心で通じ合う家族のような存在だからでしょう。 ちょっとコミカルで、ほんわか温かなストーリーだけでなく、おじさまの謎が次第に解き明かされていく過程にも目が離せなくて、次の回を読むのが待ち遠しくて仕方ないほどです。 最初はTwitterに投稿されていた漫画ですが、今や日本のみならず台湾でも大人気。ブサイクだけど、いじらしくて愛らしいふくまると素敵なおじさま、周りの個性豊かな登場人物たちと、読む人の誰もを虜にする魅力でいっぱいの作品です。
優しいタッチの絵やギャグ漫画のような猫ちゃんだと思っていたら、心にグサグサ響いてしまって毎回号泣です。。。
なんて心があたたまるんだ… すごい…これは新種のセラピーだ… ペットを飼いたくなるというより 親しい人を大切にしたくなる作品
日本で土地神になった吸血鬼ブラドが治める土地に住む人々とブラドの物語。 吸血鬼だけど神様なので、神社にお願いごとに来られたら、大変なことからちょっとしたことまで、多少はお手伝いしてあげるようだ。 ほのぼのストーリーは穏やかな気持ちになれて、いいなぁ。 一話二話を読み直したら、最初は吸血鬼アピールだったのか、吸血シーンが多くて驚いた。 連載の間にさらに丸くなって、連載の裏で吸血するようになったんだろうか。 終盤は土地神になった経緯やら、吸血鬼なのになんで日本にいるのかを語るバトルめいた話が増える。 回想で終わらせず、ほのぼのは横においてバトル。 なんと少年誌らしいことか。 でも、ほのぼのを求めていたんだよ‥と思って読み勧めていたら完結した。 登場するキャラクターに神様が多いせいか、モブたちと違い、とてもあくが強くて個性的でバトルも強いことを付記しておく。