家を飛び出した娘が亡くなって、娘の父が孫を引き取り育てるお話です。 じじちゃんの設定は68歳、孫のニタくん5歳。 孫のニタくんが非常に健気で良い子で可愛くて。(子供の方がしっかりと現実を見ていて時に悲しくなる。。) 最終話でホロリとさせてくれた素敵なじじまご愛のお話でした。 きっとじじちゃんも、ニタくんがいたから生きれたんだろう。 そして大人に成長したニタくんを見て、作品の中では描かれていない5歳以降の二人を想像することができました。
なんだかんだでストーリーは濃厚で面白かったにも関わらず、終わり方があっけなさ過ぎて尻すぼみ…最終話の描写があまりにも簡潔どころか省略されているように見えてしまう内容で残念です。 34話と最終話の間の出来事を明確に描写した続編またはスピンオフの制作を希望します。
不妊治療って、ほんとうに想像以上に大変なんだとおもいます。 仕事しながらなんて、なおさら… 不妊治療はお金が掛かるし心が潰されます。 それが痛いほど伝わってきました。不妊治療はプライベートなことだから みんな声高には語らないので外からは分からない。 どうしても不妊の原因は妻にあると思いがちなのでこの夫はいい人だ。と思います。 周りのプレッシャーとかもストレスになりますが、応援したくなります。
※17話まで読了。 『バイオレンス・ファミリー ママ友はDV一家』の作者・森脇葵の最新作がLINEマンガで連載していることを知ったのを機に読み始めました…その前作とは違うベクトルの闇深の要素を取り入れた泥沼劇が描写されています。 主人公の義人が、托卵妻となった女さんである「栞子(かこ)」の不倫を知った後、修羅場に踏み込むようになることは想像に難しくないので、この先の展開を見るのが怖くなりますが、気になって見てしまいます…そういうところが『サレタガワのブルー』と同じですよね。 ちなみに、私は栞子を「アイコパスと互角以上の悪女」だと認識していることもあり、『サレタガワのブルー』のアンチヒロインの女さんであるアイコパスと、ソシオパス(=社会病質者)に因んで、栞子のことを「カコオパス」と呼んでいます。
おじいちゃんが育児をするマンガといえば『じじいくじ ~元最強刑事の初孫育児~』がありますが、あちらよりもかなりシリアス寄りな作品です。切なく、しかし心温まる内容になっています。 妊娠報告を受けた時に「もう帰ってくるな」と勘当して以来会っていなかった娘が、その5年後に交通事故で帰らぬ人となってしまい、遺された5歳の男の子・尓太郎(にたろう)を引き取ってふたり暮らしを始める68歳の老年男性が本作の主人公です。 5歳にしてしっかり初対面の人への挨拶やごみの分別ができる孫と、葬儀の仕事一筋だったため家は散らかり放題で味噌汁すらろくに作れない祖父。色々といびつなふたりが、それぞれに支え合いながら否応なく始まる新生活の様子が描かれます。 (ご愁傷さまの) ”愁とは憂い 傷とは痛み 心の傷を癒やすには 思い出を分かち合うこと” というモノローグと共に、孫から見た母親である自分の娘の話をするシーンが印象的です。自分を「じじちゃん」と呼び、自分にも母親にも似た部分がある孫の愛しさといったらないでしょう。 私自身も割とそういう子供で、その時分に『こどものおもちゃ』を読んだ際にも同じことを思いましたが、幼くして老成せねばならない境遇は不幸です。が、それ故に他者に優しくなれる部分もあると思います。 生前にもっとできることがあった、掛けられる言葉があった、という後悔は一生消えないでしょう。それでも、悲しみと共にそれらを乗り越えて新たな小さな幸せを得ていく彼らを応援してしまいます。尓太郎くんが元気で優しい青年になりますように。
家を飛び出した娘が亡くなって、娘の父が孫を引き取り育てるお話です。 じじちゃんの設定は68歳、孫のニタくん5歳。 孫のニタくんが非常に健気で良い子で可愛くて。(子供の方がしっかりと現実を見ていて時に悲しくなる。。) 最終話でホロリとさせてくれた素敵なじじまご愛のお話でした。 きっとじじちゃんも、ニタくんがいたから生きれたんだろう。 そして大人に成長したニタくんを見て、作品の中では描かれていない5歳以降の二人を想像することができました。