桐幡 歩(きりはた あゆみ)は、日本の漫画家。第52回小学館新人コミック大賞の少年部門で入選(『魔法の卵使い』)しデビューした。
切れた腕を繋げる特別な力を持つ囚われの子・飛翔。仲間の仇討ちで飛翔を狙う鬼・架月。そこに隠された真実と悲劇とは…!?全作品に共通する意外な設定と展開、驚愕と感動と絆のラストシーン。表題作「鬼月(きげつ)」ほか、「醜悪の王」「魔王転生」「魔神封印」「命魂」の傑作短編5話収録。
幼い魔法使いのジオは、師匠のイレガウラのもとで魔法の練習に励む日々。ある日、兄弟子にあたるギンが久々に訪ねてきて、大木を一瞬でなぎ倒すような魔法を使うのを見たジオは、自分もすごい魔法を教えてほしいとイレガウラに頼むが、「お前はまだ未熟」と断られてしまう。すねて怒ったジオが森を歩いていると、かつてイレガウラの弟子だったという男が行き倒れていて…?