1977年から「冒険王」で連載された本作は、少年アクションに航空機漫画の要素を組み込んだ作品である。作者は当時少女漫画から劇画まで幅広い連載を多数抱えていた桜多吾作。70年代半ばからは、ダイナミックプロの一員として『マジンガーZ』『グレートマジンガー』『UFOロボグレンダイザー』など数々のロボットアニメのコミカライズを担当していた。作中では、カッコいいジェット機を自在に操る一方で“平和のため”という美名のもと“正義の味方”らしくない厳しい命令に従うマッハ隊。その苦悩を胸に迫るようなペンタッチで描いていく力量は、その豊富な執筆歴によって培われたものだ。なお今回の刊行では最終回をはじめ未単行本化エピソードを初収録する。
釣りの天才少年・釣大将(つり・たいしょう)が、さらにパワーアップして活躍する熱血釣りアクション「釣りバカ大将」の続編。漫画家で釣り師としても有名な桜多(おうた)と、なかなか釣れない“のこりマス”をターゲットにした激釣り勝負をする事になった釣大将。そして人の入った形跡のないポイントを見つけた大将と桜多は、そこへ現れた巨大なお化けのこりマスを釣ろうと殺気立つのだが……!?
釣りの天才少年・釣大将(つり・たいしょう)が、個性豊かなライバル達とハチャメチャな釣り勝負をしていく熱血釣りアクション。日本一の釣り名人を決める競技大会“釣リンピック”の前回優勝者・流竿二郎(ながれ・さおじろう)は、最新式の釣り道具を揃えて今年の釣リンピックに臨む。その時、「釣りは道具じゃねえぜ」と言い放った釣大将は、「君のは古い!」と言い返す竿二郎と対立しながら第一種目の勝負へ突入して…!?