魔術研究所で働くエレオノーラは、同僚や先輩たちからいつも仕事や雑用を押し付けられる毎日。身寄りのない孤児でコネもない彼女を周囲は馬鹿にしていたのだ。そんなある日、傷だらけで呪いを掛けられた黒い羽トカゲを拾い手当てをしたエレン。助けた羽トカゲとの生活は、仕事で疲れ切っていた彼女にとって日々の癒し。しかし、楽しい日常は薬草の横流しという冤罪をかけられたことで崩れてしまい――!