筋肉はトモダチ。 筋肉は裏切らない。 筋肉は全てを解決する。 世界の合言葉は「筋肉」。 筋肉とローマは一日にしてならず。 本日もみっちりトレーニングをして、プロテインを飲んで、大量のタンパク質を中心としたバランスの良い栄養をたっぷり摂ってきた体で本作を読み直しこれを書いている兎来です。 過酷な現代社会を生き抜くために、まず必要なのは健康な体。マンガを長時間読み続けるのにも、体力が必要です。となれば、必要なのは日々の鍛錬。マンガ読みは本屋に行って大量の本を買ってくるとき以外が運動不足になりがちなので、意識して筋肉に負荷を掛ける時間を設け続けて生きています。 そんな私にとって、この一風変わった悪役令嬢マンガはとても刺さる内容でした。 開幕1コマ目で悪役令嬢のテンプレ的設定が解説され一般OLが人助けで命を落としてしまったことが、2コマ目で公爵から婚約破棄を申しつけられる爆速ロケットスタートで物語はスタートします。 しかし、本作のヒロインは一般OLとは名ばかりに恐ろしいほど濃密な鍛錬を日々行なっており若干脳まで筋肉に侵食されているのです。そして、死亡フラグもお約束の転生シーンも筋肉で破砕して行くパワフルな笑いが続出。決めシーンの迫力の凄さたるや。 「晩餐会ではPFCバランスが崩れた飯しか出ない!」 「筋肉(マッシヴ)宮」 など、パワーに満ち満ちた言葉がどんどん繰り出されていきます。 親友の菊名や、そこから名付けられたクール侍女のキクナなどサブキャラも非常に魅力的。 幕間では、現実世界で有用なトレーニング方法や食事について非常に解りやすく解説されており、読むだけで筋肉を喜ばせたくなること間違いなしです。 この作品を読んで、背中に立派な鬼ができるまで邁進していきましょう。
※ネタバレを含むクチコミです。
秋の夜長はやっぱりサスペンス、と思い立って探したらひっかかったのがこの作品。とでんか=とでん課=都伝課=都市伝説課って伝わりにくいタイトルだな、表紙も狙い過ぎ、と第一印象は良くなかったですが、ページをめくったら意外やこれがツボを突かれまくりでした。民俗学を専攻していたことがきっかけで都職員として働くことになった月極(つきぎわ)。しかしその職場は都市伝説問題を処理する課だった…という内容。冒頭から普通に出てくるのは口裂け女に人面犬、ダルマ男など伝説の怪人たち。そして起きる事件も怪人赤マント、リトルグリーンマン、神隠しといった新旧の都市伝説をモチーフにしたもの。さらに小ネタで噂の広がり方の実験や、都市伝説風の病気、謎の映像などを解説してくれる。その手の話が好きな人にはたまらないでしょ? しかも一見コメディタッチな構成ながら、裏サイトや戸籍売買などの情報を絡めてあるので、妙に納得できる話になっているのがニクい。毎日欠かさず東京スポーツを愛読している私にとって、ホント楽しく読める作品です。そのうちゴム人間も出るかな?
都市伝説問題処理係を舞台にした「とでんか」から飛び出したスピンオフ作で、こちらは少年・田村くんが主人公。口裂け女や人面犬など都市伝説なんてそもそも子供っぽい話が多いので、むしろこちらのほうがなじむかな、なんて思いましたがなかなかにハードな内容です。ストーリーがカードゲーム仕立てなのはイマドキの子供が主人公だからしょうがないとして、登場する都市伝説の中心は宇宙人関係。ミステリーサークルから始まりキャトルミューティレーションにアブダクトなどのフレーズが次々飛び出します。ロズウェルはともかく、フー・ファイター、フラットウッズ・モンスターにウンモ星人ってどれだけの人がついていけるかは疑問ですけどね。E.T.やMIBなど宇宙人映画ネタもちょこちょこ入っていてオチもあの名作なので、映画ファンも楽しめるのではないでしょうか。まあ、私は鈴木さんが登場していることで満足なんですが。NHKで『バリバラ』なんて番組もある時代ですから大丈夫ですよ、OVAくらいにはできる…かな?
筋肉はトモダチ。 筋肉は裏切らない。 筋肉は全てを解決する。 世界の合言葉は「筋肉」。 筋肉とローマは一日にしてならず。 本日もみっちりトレーニングをして、プロテインを飲んで、大量のタンパク質を中心としたバランスの良い栄養をたっぷり摂ってきた体で本作を読み直しこれを書いている兎来です。 過酷な現代社会を生き抜くために、まず必要なのは健康な体。マンガを長時間読み続けるのにも、体力が必要です。となれば、必要なのは日々の鍛錬。マンガ読みは本屋に行って大量の本を買ってくるとき以外が運動不足になりがちなので、意識して筋肉に負荷を掛ける時間を設け続けて生きています。 そんな私にとって、この一風変わった悪役令嬢マンガはとても刺さる内容でした。 開幕1コマ目で悪役令嬢のテンプレ的設定が解説され一般OLが人助けで命を落としてしまったことが、2コマ目で公爵から婚約破棄を申しつけられる爆速ロケットスタートで物語はスタートします。 しかし、本作のヒロインは一般OLとは名ばかりに恐ろしいほど濃密な鍛錬を日々行なっており若干脳まで筋肉に侵食されているのです。そして、死亡フラグもお約束の転生シーンも筋肉で破砕して行くパワフルな笑いが続出。決めシーンの迫力の凄さたるや。 「晩餐会ではPFCバランスが崩れた飯しか出ない!」 「筋肉(マッシヴ)宮」 など、パワーに満ち満ちた言葉がどんどん繰り出されていきます。 親友の菊名や、そこから名付けられたクール侍女のキクナなどサブキャラも非常に魅力的。 幕間では、現実世界で有用なトレーニング方法や食事について非常に解りやすく解説されており、読むだけで筋肉を喜ばせたくなること間違いなしです。 この作品を読んで、背中に立派な鬼ができるまで邁進していきましょう。