冴島の部下で日下部尚子(くさかべなおこ)は、野暮ったいメガネと黒く長い髪を持つ女の子。おっちょこちょいの日下部は、高価な部品をうっかり壊してしてしまう問題児だった。しかし、冴島は知っていた。日下部が実はかなり可愛い女の子であるということを。そんな日下部に訪れる転機、男の欲望にまみれたの魔の手が忍び寄っていた。イケない副業は、日下部の精神を崩壊させていき―――
グラビアアイドルなんてあたシコ欲が強いだけのメスガキ俺はそう思いながらカメラマンの仕事をしている所詮は腰掛けで、イイ男を見つけるためにグラドルやってんだろご覧の通り、イケメンで将来有望そうなプロデューサーにはデレデレして俺たちみたいな普通の人間を雑な扱いしやがって…いいさ売り飛ばしてやるよ闇の商業船、グラドル商船にな―――
「俺には幼馴染がいた」ずっと変わらないと思っていた関係は、転校生の存在によって少しずつ変化を遂げていく誰もが持つ性欲と自我のはざまで大人の階段を上る2人幼馴染という関係値は、いつの日か新しい扉を開くことになっていく青春時代の青臭さと、少しの後悔、抑えきれない衝動はぶつかり合い、溶けていく―――