米俵雨実・25歳はつらいことがあると涙を止められない。カフェを開くという夢をもって働いていた店では心無い言葉をぶつけられた挙げ句クビになってしまい、やはり涙が止まらない。泣きながら訪れたデパ地下のメニューに束の間の安らぎを覚えるものの、現実は仕事もない、スキルもない絶望的な状態。すがる思いで尋ねた派遣会社では、前職の退職理由を聞かれる。雨実からの話を聞いた担当・穂積はその店舗への怒りを口にする。