【電子版のご注意事項】※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 「幸せは人生の後半にあり」88歳現役人気医師 帯津良一先生の「生・老・病・死・食・体」の考え方と元気に過ごす秘訣。 ◆マンガとイラストと文章で「生・老・病・死・食・体」の考え方と、元気に過ごす秘訣が満載 【にこにこマンガの紹介】 プロローグ 1章「会うと元気になれる先生」患者さんとの対話・車座交流会 2章 「忘れたって大丈夫」忘れたってそんなに困ることはない 3章 「患者さんの話はとことん聞く」患者さんとの戦略会議 4章 「向こうに行けば会える」奥さまとの思い出 5章 「この一杯のために生きている」毎晩6時からの晩酌 6章 「84歳からの毎朝の太極拳」いつからでも筋肉は鍛えられる エピローグなど。 ■本文より 【1章】「生」の源はときめき力 ・命のエネルギーを高めながら生きる ・目には見えないけれど“気”は存在する ・“自然治癒力”は体に備わる治そうとする力 ・今日よりもよい明日を ・いくつになっても青雲の志を忘れない など 【2章】「老」を楽しみ、軽やかに生きる ・ナイスエイジングのすすめ(老いることを楽しむ) ・幸せは人生の後半にあり ・60代よりも70代よりもいまが一番楽しい ・落ちてきた機能は補えばいい など 【3章】一病息災「病」と生きる ・病気だけでなく人をまるごとみる ・がんの治療は医者でなく自分が決める ・病気の治療は“体・心・命”の三位一体 ・患者さんはともに戦う戦友 など 【4章】「死」は終わりでなく旅立ち ・今日が最後の日と思って生きる ・死後の世界はきっとある。いいところ ・死んだ後はみんな“いい顔”に ・いまの楽しみは彼の世で昔なじみと飲むこと など 【5章】人生を豊かにする「食」のよろこび ・“酒は天の美禄なり” 何よりの養生 ・好きなものを少しだけ食べる幸せ ・カツ丼だって命のエネルギーを高める ・大好物の湯豆腐があれば大満足 など 【6章】元気に動く「体」の整え方 ・下半身は大事 いくつになっても鍛えられる ・コロナ禍で始めた毎朝の太極拳 ・新呼吸法「時空」の紹介 など 帯津 良一(オビツリョウイチ):1936年2月埼玉県生まれ。医学博士。帯津三敬病院名誉院長。1961年東京大学医学部卒業後、同大学医学部附属病院第三外科に入局。その後、都立駒込病院外科医長を経て、1982年、生まれ故郷の埼玉県川越市に帯津三敬病院を設立、院長となる。主にがん治療を専門とし、西洋医学だけでなく中医学や代替療法などさまざまな治療法を融合し、体だけでなく命や心にも働きかける「ホリスティック医学」を実践、治療にあたる。2004 年には東京・池袋に代替療法を中心とした帯津三敬塾クリニックを設立。88歳になる現在もホリスティック医学の実践、気功や太極拳、講演や執筆など精力的に活躍。日本ホリスティック医学協会名誉会長。著書に『健康問答』(五木寛之氏との共著・平凡社)、『素晴らしき哉、80代』(ワニブックス)、『帯津三敬病院「がん治療」最前線』(佼成出版社)など多数。 ミューズワーク(ねこまき)(ミューズワークネコマキ):名古屋を拠点にイラストレーターとして活動開始。コミックエッセイをはじめ、ねこや犬のマンガ、広告イラスト、アニメなども手掛ける。80万部超の大ヒット「ねことじいちゃん」シリーズ(KADOKAWA)や大人気の「トラとミケ」シリーズ(小学館)など著書多数。
私はまだ30代ではありますが、着実に老いを感じる瞬間は増えてきている今日このごろです。『スティール・ボール・ラン』が20周年と聞いて「嘘だよフェルン、7部は10年前だよ」となったり、推していたバンドのメンバーも還暦前後になったりしていて残念ながら訃報を聞く瞬間も増えてきており切ないです。 逆に、荒木飛呂彦さんであったり打首獄門同好会のjunkoさんであったり、年齢を感じさせない外見を保ったままずっと第一線で活躍されている人を見ると驚きと共に元気をもらえます。『トリリオンゲーム』の池上遼一さんなど、もう今年80歳ですからね。末永く元気でご活躍していただきたいものです。 さて、そんな人生90年・100年というこれからの時代に読んでおくと、より快活に生きるヒントを貰えるかもしれないのがこちらの本です。文章3:マンガ1ほどの分量になっています。 主人公は、88歳で現役医師のりゃん先生。お酒と女の人と本が大好きで、医師としての仕事に加えて講演会や執筆活動なども精力的にこなす方です。既に著書は300冊近くにものぼるりゃん先生自身、60代より70代より今が楽しいといい、その秘訣を説いてくれます。70代では走るのも辛くなっていたものの、80代ではまた走れるようになっているそうです。 また、60年以上がんの治療に携わってきたりゃん先生が薦める、がんとの付き合い方のすすめもたっぷりと書かれています。誰しもの身に起こりうることですので、これも決して他人事ではありません。 りゃん先生曰く、何よりも大事なのはタイトルにもある「ときめき」。それは、何も異性に感じるものだけではなく、毎日の楽しみの晩酌に感じる胸の高鳴りも立派なときめきで、そういう瞬間が人生においてはとても大事であるといいます。りゃん先生は、30年以上通風&高血圧だそうですが、だからといってビール中瓶1本までという制限は受け入れられるものではないし、烏賊の塩辛や酒盗やからすみも大好きなので気にせず好きなだけ飲み食いするし、生野菜は好きじゃないので食べないそうです。食療養はひとりひとりの体質によるので、無理に嫌いなものを食べ続けるよりは好きなものを食べて心にときめきを生むことを大事にする、というのはひとつの道であると思います。 マンガを担当するのは、『まめねこ』や『ねことじいちゃん』、また以前私もクチコミを書いた『くらしき ぎゃらりーかふぇ物語』などでお馴染みのねこまき(ミューズワーク)さん。絵がとにかくかわいらしくて癒やされます。 個人的には最近物忘れが多くなってきているのですが、忘れることを前向きに受け入れ、逆に考えて忘れても大切なことはまた覚え直せばいい、大事なのは未来という心の持ちように少し元気づけられました。 自分で読んで何かヒントをもらうも良し、上の世代の方に贈るも良しの1冊です。
私はまだ30代ではありますが、着実に老いを感じる瞬間は増えてきている今日このごろです。『スティール・ボール・ラン』が20周年と聞いて「嘘だよフェルン、7部は10年前だよ」となったり、推していたバンドのメンバーも還暦前後になったりしていて残念ながら訃報を聞く瞬間も増えてきており切ないです。 逆に、荒木飛呂彦さんであったり打首獄門同好会のjunkoさんであったり、年齢を感じさせない外見を保ったままずっと第一線で活躍されている人を見ると驚きと共に元気をもらえます。『トリリオンゲーム』の池上遼一さんなど、もう今年80歳ですからね。末永く元気でご活躍していただきたいものです。 さて、そんな人生90年・100年というこれからの時代に読んでおくと、より快活に生きるヒントを貰えるかもしれないのがこちらの本です。文章3:マンガ1ほどの分量になっています。 主人公は、88歳で現役医師のりゃん先生。お酒と女の人と本が大好きで、医師としての仕事に加えて講演会や執筆活動なども精力的にこなす方です。既に著書は300冊近くにものぼるりゃん先生自身、60代より70代より今が楽しいといい、その秘訣を説いてくれます。70代では走るのも辛くなっていたものの、80代ではまた走れるようになっているそうです。 また、60年以上がんの治療に携わってきたりゃん先生が薦める、がんとの付き合い方のすすめもたっぷりと書かれています。誰しもの身に起こりうることですので、これも決して他人事ではありません。 りゃん先生曰く、何よりも大事なのはタイトルにもある「ときめき」。それは、何も異性に感じるものだけではなく、毎日の楽しみの晩酌に感じる胸の高鳴りも立派なときめきで、そういう瞬間が人生においてはとても大事であるといいます。りゃん先生は、30年以上通風&高血圧だそうですが、だからといってビール中瓶1本までという制限は受け入れられるものではないし、烏賊の塩辛や酒盗やからすみも大好きなので気にせず好きなだけ飲み食いするし、生野菜は好きじゃないので食べないそうです。食療養はひとりひとりの体質によるので、無理に嫌いなものを食べ続けるよりは好きなものを食べて心にときめきを生むことを大事にする、というのはひとつの道であると思います。 マンガを担当するのは、『まめねこ』や『ねことじいちゃん』、また以前私もクチコミを書いた『くらしき ぎゃらりーかふぇ物語』などでお馴染みのねこまき(ミューズワーク)さん。絵がとにかくかわいらしくて癒やされます。 個人的には最近物忘れが多くなってきているのですが、忘れることを前向きに受け入れ、逆に考えて忘れても大切なことはまた覚え直せばいい、大事なのは未来という心の持ちように少し元気づけられました。 自分で読んで何かヒントをもらうも良し、上の世代の方に贈るも良しの1冊です。