「Ωのここは、男を受け入れる性器だ。女のアソコみたいにいやらしく濡れて、男のモノを銜え込む……」市警きっての敏腕と呼ばれたサイコメトリスト・恭は、二年前にΩであることが発覚し、刑事の職を失ってしまう。探偵となった恭は発情期を迎えるたびに、相棒だった六道に「俺のものになれ」と迫られ、強引に犯されるようになる。Ωの性ゆえにαである六道を拒めない恭だったが、かつて対等な相棒だったというプライドが恭の心を頑なに閉ざしていた。そんな恭を、六道は強引に抱き、事件現場に連れ出すが…。
「悪魔をおびきよせるための餌にさせてもらう」スラムで生きるオメガの詞音は、発情の度にその匂いで悪魔を引き寄せてしまい、凌辱されていた。つがいを失ったアルファでエクソシストの時宗は、その体質を利用して詞音を悪魔を狩るための餌にする。それは己のつがいを殺した悪魔を滅ぼすためだったが、発情で身悶える詞音に誘われ、時宗はその身体に手を伸ばし―――。
「こいつ、いままで狩ったどのオメガよりすげえ…っ」「くそったまんねえ…おい、早く代われ!」「待てよ、次は俺だぞ!」街はずれの黒い塔には『特別なオメガ』が飼われていると、人々の間で囁かれていた。男たちはその噂に誘われて、『特別なオメガ』がいる黒い塔へ狩りに向かう。そしてそのオメガに魅了されて襲い掛かり、柔らかい身体を強引に貪って――!!