思わず読んでみました。 公開にあわせて、庵野監督のプロフェッショナル仕事の流儀もやるようです。 http://www6.nhk.or.jp/anime/topics/detail.html?i=10318 およそ現代のコンテンツ業界で最重要な人物の一人だと思いますが、本作を読むとなんともいえない親近感がわきます。 監督の作品をみると、何がどう面白いというか感覚的に面白いので言語化が非常に難しく 「いったい脳内どうなっているんだろう」 と思ってしまうのですが、本作で垣間みえる夫婦生活をみると、 「あぁ、ただのオタクだな」(失礼) となるから不思議。 個人的には、もっと作品が好きになります。 (ここは好き嫌い別れるかと思いますが) ちなみに、奥様である安野モヨコも、「ハッピーマニア」などで代表される漫画家としてスゴイ方なので、二人でおりなす夫婦生活はそれだけで、ファンとしては必見かと。 なんにせよ価値観が徐々に似てくる夫婦(奥様の懐が広いところによるが)に、読んでいてほっこりします。 個人的に二人の馴れ初めとかも気になったのですが、それがないのが残念でしたね。
何も知らずに読み始めたらもうすぐクライマックスだ!っていう感じのところで終わってた。なんで未完なのか検索したらCUTiE Comicが休刊になったからと出てきた。しかも未完なので10年以上単行本化されなかったから、掲載された雑誌はネットでプレミアが付いていたらしい。いや〜そうなるよ…。 ちなみに発売された時にクラウドファンディングでオールカラーの豪華本も制作されていて、「バッファロー5人娘」の単行本化について安野先生がコメントをされていました。 https://camp-fire.jp/projects/534/activities/2767 たとえ未完だとしても作品を読んだら20代の安野モヨコが描いた名作を本の形にして残すことは大正解だなと思いました。
昔から人気作だとは知っていて、今更ながら読ませていただいたが非常に面白い。途中で終わっているのが残念。続きがあるなら今いちばん読んでみたい漫画。主人公が「働きマン」にわざわざ変身するシーンが好き。
ご近所と同じくらいファッションへの憧れや情熱、キラキラわくわくがもらえる名作。ちっちゃくて可愛いんだけどいまいちイモっぽさが抜けないマメちゃんが、どんどん垢抜けてくのを夢中になって追いかけてた。真似したいなーとか思うこともあったけどマメちゃんみたいな可愛さはなかったので無理でした。笑 今はもうないけど、あの頃のCUTiEもそういう憧れが詰まっていた最高の雑誌だったな…
まさか同じぐらい歳とって帰ってくるとは思わなかったよ。 高校の頃に読んで少なからず影響を受けた「ハッピーマニア」の続きが読めるというだけでも嬉しかったけど、まさかこんな展開とは。。 マンバではさすがに既にクチコミも盛り上がった後なので今更かもしれないけど、ハッピーマニアという作品と安野モヨコという作者は私にとっては岡崎京子とリバーズ・エッジ並の存在なのでどうしても読後感をクチコミで残しておきたかった。 フクちゃんもご健在で何よりだし、タカハシもタカハシだったのでタカハシだなー!って感じでもあり、自分が大人になってしまったがゆえに結構どっちの気持ちも「わかる」感じがしてしまって、今後に期待と不安が膨らんでおります。
仕事うんぬんの話はもちろんだけど人物設定のセンスが好き。主人公の名前も松方弘樹からネーミングしたんだろうな〜って感じさせるところにクスッと笑えるし、男勝りなところがピッタリ!って思う。わざわざ自己紹介で〈元巨乳〉って入れるところとか、イソフラボンを摂取する為にいつも納豆巻き食べてるところとか、リアルにいそうな人物像ながら漫画のキャラ設定としてガッチリ立ってる。まさに匠の技。 今回久しぶりに読み返して奥付を見たら15年前の作品なんだって驚いたけど、まったくそんなこと気づかなかった。まだまだ今を感じる作品だった。いつまでも待ってるから連載再開してほしい。後ハッピーマニアみたいに続編という形でもいいから。私は松方弘子が編集長になるのを見届けるまで死ねません!!あと出来れば菅原さんがカッコいいので2人に付き合ってほしいです。よろしくお願いします。
安野モヨコ展で原画を観ながら「そういえば花とみつばちって読んだことないな〜」と思い読んでみました。さえない男子がモテたくて努力する話だから『モテキ』みたいな感じかなと思ってたけど、そうじゃなかったかも。女の子の方が蜜蜂だったんですね。リアルな男女のモテ心理が描かれてるのはもちろんだけど、マンガっぽさが強烈なのが面白かった。メンズエステの店員さんがいきなり美人姉妹にチェンジするとか、山田くんの突然の整形とか、ザ・マンガな展開がベタだけど読んでて楽しい。一番好きなのは山田が小田原城でデートする話。本当になんであいつがモテるのか解せない!けど、逸材なのは認めざるを得ない…。整形しなくても光ったんじゃないかな。工事現場にいた異常にモテるオッチャン小橋さんも面白かった。安野モヨコのマンガテクを堪能したければぜひご一読を!
シゲカヨが帰ってきた!! 45歳になって。 結婚して、15年かぁ。 子供もいないし、このままでいいのか、今後の人生本当に考え始める時期かも? にしても、タカハシの本気の恋愛!! 真面目な人は、こうなるともうどうにもならないだろうな。 シゲカヨも今回の事で、自分では気が付かなったタカハシへの思いが溢れ出てて、病院でのシーンは、鼻の奥がツーンとした。 シゲカヨ頑張れ♪ 応援してるよ!!
世界中でたくさんの悲しいニュースが相次ぎ、外出自粛で楽しみが見つけられない方も多いと思いますが、そんな時こそファンタジーの世界に魅了されてみてはどうでしょう。毎日が楽しかった子供の頃に戻るかのように、ワクワクドキドキをくれる作品だと思います。勉強ばかりで疲れてしまった学生たちにも、是非読んで欲しい!この作品を読んだなら、きっと冒険と感動の友情劇がアナタを楽しませてくれる物語です。
表題作のカメレオン・アーミーはどこか世にも奇妙な物語っぽさがある。不倫して会社にいられなくなった主人公の女が転職した先には唯一の女子社員がいたが野暮ったくて地味な子だったのでバカにしながら接していたらどんどん自分そっくりに綺麗になっていく…という話。女同士のマウンティングは戦いだからこのタイトルだし、大体はそのタイトル通りのよくあるストーリーなんだけど、自分のアイデンティーが誰でも簡単に手に入る程度の物だったんだってことまで描いちゃうって怖くない?そして喪失したまま終わるし。ホラーだよ。やっぱりタモリ出てくる感じするでしょ!どことなくこんな感じのシュールな作品が多い短編集ですが安野モヨコらしさがあるのでやっぱりファンなら読まなきゃなーと思いました。
思わず読んでみました。 公開にあわせて、庵野監督のプロフェッショナル仕事の流儀もやるようです。 http://www6.nhk.or.jp/anime/topics/detail.html?i=10318 およそ現代のコンテンツ業界で最重要な人物の一人だと思いますが、本作を読むとなんともいえない親近感がわきます。 監督の作品をみると、何がどう面白いというか感覚的に面白いので言語化が非常に難しく 「いったい脳内どうなっているんだろう」 と思ってしまうのですが、本作で垣間みえる夫婦生活をみると、 「あぁ、ただのオタクだな」(失礼) となるから不思議。 個人的には、もっと作品が好きになります。 (ここは好き嫌い別れるかと思いますが) ちなみに、奥様である安野モヨコも、「ハッピーマニア」などで代表される漫画家としてスゴイ方なので、二人でおりなす夫婦生活はそれだけで、ファンとしては必見かと。 なんにせよ価値観が徐々に似てくる夫婦(奥様の懐が広いところによるが)に、読んでいてほっこりします。 個人的に二人の馴れ初めとかも気になったのですが、それがないのが残念でしたね。