時代を感じる描写もあるけど、やっぱり普遍的な4姉妹の日常4コマ。 変すぎないし可愛すぎない、個性的だけど身近にいそうなキャラクターが流石だなあと感じます。 ロマンチストな小説家の長女・ひとみ、ボーイッシュで体育会系の次女・ふたば、いつもぼーっとしている三女・みづえ、現実的でしっかりものの四女・よもぎ。 4人の関係性と人物像がちょっと読んだだけで伝わるのがすごい! 個人的にはつかみどころのないみづえがいちばん好きです。意外に賢かったりこだわりが強かったりするギャップにやられました。おでんパンツもかわいい。 ほのぼのしているけど現実的な話もあるし癒し系ではない、ありそうなのに唯一無二な作品だと思います。OL進化論も好きだけどかしましハウスも好きです。
子供の頃に読んでいた、思い出深い漫画。大学生くらいになってから読み返したが、成長して読むと印象が違う。生活の解像度が妙に高かったり、ギャグが光ってたり、哲学的だったり、なんというか「人間」がとても描かれていていい。子供の頃の記憶通り、家族のドタバタギャグとして捉えても面白い。それは起承転結がしっかりしており、個性豊かなキャラクター達が魅力的だからだと思う。自分はミステリアスで捉えどころのない「みづえ」と子供なのにたまにめちゃくちゃ現実的な「よもぎ」の二人が推し。自分が女性だったらどっちかに影響されて真似してそうだなと感じた。もちろん二人の個性が生きるのは長女「ひとみ」と次女「ふたば」がいてこそというのは言うまでもない。あとお父さんがなんか可愛いのも大好き。同じ作者のOL進化論も好きだが、こっちの方がより日常的というか風刺弱めで自分は好み。
1992年〜2001年まで朝日新聞で週一連載されてた4コマ漫画です。新聞連載なのでOL進化論よりも真面目な時事ネタが多目なんですが、連載が始まったのがバブル崩壊直後でそこから日本はずーーーっと不景気なんだなってのをしみじみ感じました。秋月りす先生が後書きで「ここ10年で一番の変化は不景気に慣れてしまったことかもしれない」とおっしゃっていてまさにそうだな…と思いました。最初の頃「セグウェイ」がアメリカで話題の謎の発明品「ジンジャー」と噂されていたとか、今となっては逆に新鮮な話もたくさんあって面白かったです。
これは哲学では…?!と思うような話がふいにあるのが秋月りす先生のすごさですね。人間の人生をわずか4コマで表現する程の力量で、このレベルに達してる人は他にいないんじゃないかな? かしましハウスは個性豊かな4姉妹が主人公のお話です。私が特に好きなのは3女のみづえちゃん。マイペースな女子大生でいつでもどこでも寝ています。けれどもくじ運と商才があるのでお金持ちです。パンツはおでん柄。 姉妹の中でも地味な立ち位置だけど独特な味のあるキャラで、自分はみづえちゃんみたいな女子大生になりたいなと憧れていた。そしてある意味その夢は叶ったのだと思う。それが良かったのかどうかは分からない。
生活に根ざしているネタだけど、閃きがあるところがいい。のんびりと読んで楽しめるところもよい。今週はセクハラ上司に会うのに、強面の家族をレンタルって話が良かった。レンタル家族、ほんとにあるのかな?
時代を感じる描写もあるけど、やっぱり普遍的な4姉妹の日常4コマ。 変すぎないし可愛すぎない、個性的だけど身近にいそうなキャラクターが流石だなあと感じます。 ロマンチストな小説家の長女・ひとみ、ボーイッシュで体育会系の次女・ふたば、いつもぼーっとしている三女・みづえ、現実的でしっかりものの四女・よもぎ。 4人の関係性と人物像がちょっと読んだだけで伝わるのがすごい! 個人的にはつかみどころのないみづえがいちばん好きです。意外に賢かったりこだわりが強かったりするギャップにやられました。おでんパンツもかわいい。 ほのぼのしているけど現実的な話もあるし癒し系ではない、ありそうなのに唯一無二な作品だと思います。OL進化論も好きだけどかしましハウスも好きです。