裁判官・検察官・弁護士という法律家は、書面つまり文字・文章によって勝負するのが大原則ですから、判例を学ぶときも、第1審から最高裁まで、裁判記録をしっかり読み込むのが王道なはずです。しかし、限られた時間で膨大な数の判例を学ばなければならない受験生にとって、すべてを文章だけでというのは、あまりにも負担が大きすぎるのではないか。そこで登場したのが判例まんが本シリーズです。ビジュアルのメリットを活かし、膨大な情報量を4コマで説明することができます。第1分冊では総論分野の判例34を収録しています。
憲法は条文の抽象度が高いため、判例の果たす役割が特に大きいですが、文字だけから複雑な事実関係とそれに対する裁判所の判断を読み取るのは大変な作業になります。そこで「まんが」の出番です。ビジュアルのメリットを活かし、膨大な情報量をわずかなコマ数で説明することができます。第1分冊では人権分野の判例33を収録しています。
民法のうち「財産法」(総則、物権、債権)に関する判例を、4コマまんがと文章で解説したものです。『判例百選』『重要判例解説』『判例セレクト』(以上、有斐閣)に掲載されている重要な判例をピックアップしています。文字だけから複雑な事実関係とそれに対する裁判所の判断を読み取るのは大変な作業になります。そこで「まんが」の出番です。ビジュアルのメリットを活かし、膨大な情報量を4コマで説明することができます。第1分冊では総則・物権分野の判例33を収録しています。
権威ある判例をまんがで紹介し、判例学習のハードルを低くしたシリーズ。第6巻は、民法のうち「親族編」と「相続編」に関する73の判例を4コマまんがと文章で解説。判例理解に必要となる28項目も「基礎知識」として掲載。
商法を取り巻く特殊な事情に配慮して、まず新会社法のさまざまな制度を、まんがを使ってわかりやすく説明。それを「基礎知識」として、個別の判例を理解するために必要な知識が身に付く。そのうえで、旧商法に基づく判例で新法のもとでも通用するものを厳選し、4コマまんがと解説をセットにした。
本書は、新新司法試験合格者スタッフが、複雑な事案を4コマにまとめ上げ、判旨を要約し、ポイントについてコメントを付したものです。難解な行政法判例の事実関係を、あっという間に把握することができ、ひいては判旨もすんなり理解できる……判例まんが本のメリットが最大限に発揮された、シリーズのなかでもとくに秀逸な一冊です!