リディアは幼少期より侯爵令嬢として王家と家のために自身の使命を全うしてきた。結婚を目前に控えていた矢先、婚約者のロジェととある侍女が恋仲だという噂が舞い込んでくる。仕事を放棄して彼らはまるで恋人のように振る舞い、一方で悪者扱いを受けてしまうリディア。裏切られ、尊厳もこれまでの思いも踏みにじられた失意の底で、思いもよらぬ人物が手を差し伸べるーーー 「彼らには相応の報いを受けてもらおう」 美しい令嬢の華麗なる決断でスカッとざまぁしてみせます!!
女子高校生の秋山朱音には、小さい頃からいつも一緒の困った幼なじみがいる。その彼の名前は春日皐月。視力0.01の持ち主でありながら、メガネもコンタクトも全然使おうとしない。最近は視力が悪いのを理由にしょっちゅう急接近して話しかけてきてなんだかドキドキしてしまうし、振り回され気味な高校生活を送っている。そんなマイペースな皐月も同級生の女子からは高い人気があって、幼なじみとしてはちょっと複雑な気持ちに。ずっと変わらない関係だと思っていたけれど、ふたりを取り巻く環境も変わり始め、心の距離も少しずつ近づいていき…。いろんな意味で危なっかしい、ちょっと不思議系?で一途な幼なじみとの0距離ときめきラブコメディ!
「本当に私今日からここで働かなくちゃいけないの…?」地方貴族の娘に生まれたマーヤだったが、父の借金で一家は破産。没落貴族として奉公に出されることになったのは、国内一恐ろしい貴族、サン=シュヴァリエ家だった。ここの使用人は度々行方不明になる噂もあり、絶望に苛まれていると、突然の頭痛からある記憶が流れ込む。「私、前世は女子高生だったわ…!」アルバイトの帰りに事故に遭い、しかも愛読書だったファンタジー小説と同じ世界に転生したと悟るマーヤ。そして小説に出てくるエデル・サン=シュヴァリエは暗殺者であることを思い出し…。死亡フラグ回避のスリルとロマンスのドキドキが止まらない、異世界転生恋愛ファンタジー!