お酒を片手に、こういう百合を読んで破顔したい秋の夜長もあるでしょう。 レズビアンバーで出逢い、酔ってホテルであられもない写真を撮られたことで半ば脅される形で関係を深めていく27歳ドラッグストア勤務の陰キャ芭蕉口と、彼女に迫ろうと同じドラッグストアに応募してきた20歳陽キャ大学生木村のふたりを描く百合コメディです。 作者のおきぬさんの絵の上手さは商業レベルで、まず絵が魅力的です。前作の『後は野となれ山となれ』はBLでしたが、百合も描けるのは素敵滅法。 多少嫌がられても気にせずグイグイ強引に迫り籠絡していきすぐに下の方に行きがちな木村のキャラの濃さと、それに対するウブな芭蕉口のリアクションがたまりません。お酒を飲みながら読むくらいが丁度いいです。 これが陽キャの手管か!! 陰と陽は、対立はしても孤立しないもの。共鳴し合いながら、自らにないものを補い合って変化しながらバランスを生むもの。 両極的な、しかしそれが故に抜群の相性をもって末永く幸せな掛け合いをしていって欲しいです。 年下ガン攻め・年上受けが好きな方には特にお薦めです。
お酒を片手に、こういう百合を読んで破顔したい秋の夜長もあるでしょう。 レズビアンバーで出逢い、酔ってホテルであられもない写真を撮られたことで半ば脅される形で関係を深めていく27歳ドラッグストア勤務の陰キャ芭蕉口と、彼女に迫ろうと同じドラッグストアに応募してきた20歳陽キャ大学生木村のふたりを描く百合コメディです。 作者のおきぬさんの絵の上手さは商業レベルで、まず絵が魅力的です。前作の『後は野となれ山となれ』はBLでしたが、百合も描けるのは素敵滅法。 多少嫌がられても気にせずグイグイ強引に迫り籠絡していきすぐに下の方に行きがちな木村のキャラの濃さと、それに対するウブな芭蕉口のリアクションがたまりません。お酒を飲みながら読むくらいが丁度いいです。 これが陽キャの手管か!! 陰と陽は、対立はしても孤立しないもの。共鳴し合いながら、自らにないものを補い合って変化しながらバランスを生むもの。 両極的な、しかしそれが故に抜群の相性をもって末永く幸せな掛け合いをしていって欲しいです。 年下ガン攻め・年上受けが好きな方には特にお薦めです。