芸大1年で寺生まれの戌丸忠佐(いぬまる ただすけ)は、ある雨の日に同じ芸大4年の三珠千代治(みたま ちよじ)から「私を愛してくれませんか」と抱きつかれる。その後ふたりは大学内で再会するが、どこか様子が異なる千代治に忠佐は困惑を隠せない。昔から幽霊の類を感じとることができた忠佐は、千代治の境遇を知って「俺と、友達になってくれませんか」と伝えるが、千代治は怪しく笑うばかりで──? 分冊版第1弾。※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
芸大1年で寺生まれの戌丸忠佐(いぬまる ただすけ)は、ある雨の日に同じ芸大4年の三珠千代治(みたま ちよじ)から「私を愛してくれませんか」と抱きつかれる。その後ふたりは大学内で再会するが、どこか様子が異なる千代治に忠佐は困惑を隠せない。昔から幽霊の類を感じとることができた忠佐は、千代治の境遇を知って「俺と、友達になってくれませんか」と伝えるが、千代治は怪しく笑うばかりで──?
人ならざる「黒い人影」が見える書生の百合江成緒。東京での住み込み先の家主・美虎貴と出会った日、「黒い人影」に襲われた成緒は白い虎に助けられる。その日から、成緒のまわりでは不可解な事件に巻き込まれるようになって──!?これは、神獣と人間による愛と渇望の物語。