“呪われた怪物”の花嫁は皆死ぬ、それが宿命――怪物の花嫁――それは百年に一度、国のどこかに幽閉された人ならざる魔の生き物へ捧げられる生贄……。そんな生贄に選ばれた妹を救うため、身代わりの花嫁となることを決意した子爵家の長女・ステラは、ひとりで赴いた屋敷で血塗られた吸血鬼・ラビと出会う。人を喰らう怪物として疎まれるラビの、深い孤独を知った時、ステラは……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語、第1巻。【本作品は『花秘める君のメテオール』の第1巻から第6巻を収録したものです】
「私はあの夜、呪われた怪物の花嫁になった――」クインウィッチ子爵家の長女・ステラは養女だが、心優しい家族と共に幸せに暮らしていた。しかしある日、ステラの妹・リリネットが「怪物の花嫁」に選ばれてしまう。百年に一度、生贄を必要とする呪われた怪物が幽閉されている城へ、リリネットの身代わりとして出向くことを決意するステラ。そこで出会った怪物は、血塗られた吸血鬼・ラビだった――。ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。
「ねぇ和花さん俺のこと覚えてる?」そろそろ結婚かな…と思っていた彼氏に浮気され、傷心していた三鈴和花(みすずわか)、30歳。そんな和花に、突然告白してきたのは昨日会社で会ったばかりの一色 蓮(いっしきれん)くん!?8歳も年下の男の子なんて恋愛対象外!そう思っていたはずなのに……。無難な結婚を夢見るアラサーOLが年下わんこになつかれ、落とされ、溺愛される極上歳の差ラブストーリー、第1巻。【本作品は『ねぇ一色くん、私のこと好きでしょう?』の第1巻から第5巻を収録したものです】