RO傍先生こと行来は売れない漫画家。なんとか頑張っていたが連載が打ち切りとなることに…落ち込むなか、ずっと作品を推し続けてくれる読者“チリタ”に一度くらい会ってみたい――思い立ったが吉日、行来は人生初の同人イベントへ参加してチリタに会いにいくことに決めたのだった…!
ある日、「面白い」が決められるようになってしまったらどうしますか――?岡の仕事はレビューアプリのエンジニア。皆に合わせることが“面白い”の価値基準になってしまった岡は、ある日レビューの書き換えが起こっていることに気づく…AIがどんどん浸食する世界に本当の価値観を問いかける澄ヒビト先生の衝撃新作読切!!
すごいバランス感覚だし人間の心理的にも設定的にもリアリティを感じる作品でした。 タイトルの「俺たちの面白いは操作されている」を深読みすると、ちょっと怖く感じるシーンがありますが読んで良かったです。
なかなかリアルなBL同人女性(見た目は港区系女子に擬態)が登場し、なかなか見覚えがある濃い感じのキャラクターだったので、同人をやっているお友達にもこの読切を紹介した。 悲鳴を上げた話をされた。 なかなかよく描けている漫画だなあと思った。 作中に登場する担当さんは、さすがよくわかっていらっしゃる。 グレーなところで生きている人たちに光を当ててはいけない。灰と化してしまう。 この漫画「打ち切られ漫画家、同人イベントへ行く。」は、打ち切られたから今度は同人イベントで出版して稼ぎます! という話ではなく、打ち切りが決定したので愛する作品の二次創作をされる方々を神(作者)が見に行くというお話。 そういう世界もあるんでそっとしておいて下さいと同人女性サイドで読むか、打ち切りをバネにがんばるぞと漫画家サイドで読むかで、ホラー度合いが変わる不思議な漫画。 二次創作BLは理解できなくても否定はしない、描きたいという良いパワーだけもらう主人公のポジティブさも良いなと思う。
1人でも自分を応援してくれる人がいると頑張れますね。 その人を喜ばせる為に漫画を描く。そして1人、また1人とファンが増えていく。 好きという気持ちは思っているだけでなくて、表現しないと伝わらないものだと思いました。 そして好きだと伝えられて嫌な気持ちになる人はいないので、遠慮せず自分の気持ちを伝える事にします。 そんな学びがあった漫画でした。
故あって最近オタクの方を描いたマンガを読んでいたのと、元々マンガ家&編集者を描いたマンガが好きだったのですが、こちらのマンガは両方の要素を兼ね備えた作品で、私の好みにピッタリでした! たまたま発見して読んだのですが、ストーリーも面白いし、キャラクターもすごく魅力的だし、笑いも面白いし、絵もうまいし、読みやすいしで、すごくこの作品に出会えて、もうかっちゃった気分です!読切で短いですが、オタクを描いたマンガの中でも結構私的には上位に面白かったです! マンガって良いな、とか、好きなものについて語り合える相手がいるって素晴らしいな、とか、私も人生がんばろう!とかすごくポジティブな気分になれました! 読切でいま普通に無料で読めますので、皆さんもぜひ読んでみてください!!!
すごいバランス感覚だし人間の心理的にも設定的にもリアリティを感じる作品でした。 タイトルの「俺たちの面白いは操作されている」を深読みすると、ちょっと怖く感じるシーンがありますが読んで良かったです。