2023年秋地上波ドラマ開始の話題作、燃え殻による初のエッセイ集『すべて忘れてしまうから』(扶桑社刊)をコミカライズ! 僕の仕事は主に夜動く。だから常時睡魔と戦いながらの日々だ。バイキング会場の端っこで手を振っていた彼女や、「あなたの関節を全部折ります」と書かれたメールや、仕事相手から「殴られ待ち」を一緒にしていた旧友や…良いことも悪いことも、そのうち僕たちはすべて忘れてしまう。だからこそ、忘れたくなかった事たちを描いていく。その場の空気や質量を描こうとする新しい才能・雨夜幽歩によるコミカライズ版は、はじめてこの物語に触れる方はもちろん、原作をお読みの方にもおすすめです。
【アフタヌーン四季賞2022夏 準入選】選考委員・森薫氏が「思い出、せつなさ、やるせなさ、言いようのない不安など、複雑な人間の感情を描こうとしているのが良い」と称賛した、アフタヌーン四季賞2022年夏のコンテスト・準入選受賞作品。ジロの兄は小さい頃から体が弱く、入退院を繰り返していた。家でも寝ていることが多い兄は、そのせいか時々変なことを言ったーー。