出版社に勤める築は、文芸部への異動と同時に、人気作家・綴雫を担当することになる。しかし雫は、姿は元より、年齢、性別、全てが謎に包まれており、なぜ自分が担当になったのか疑問を抱く築――…。そして初顔合わせの日、雫の自宅を訪ねると、そこには甘い香りが充満し、築は熱に浮かされたように雫と絡み合ってしまう。そのまま気を失ってしまった築だが、目覚めると雫が築の血を吸っていて…?
元彼が既婚者だと判明し、失恋した晴人。店で自棄飲みしていると、同じく失恋したという男性と出会う。そのまま意気投合し、気づけば名前も知らない彼とベッドを共にしてしまい…? 一晩の過ち…と彼に黙って、その場を後にした晴人だったけれど、なんと会社に彼・葉山栞が転属してくる。さらには葉山から猛烈に愛を向けられ…?
「鈴さん、これは応急処置ですよ」肉体的性差とは別に『ダイナミクス』という第二の性が存在する世界。高校三年生の鈴はある時、教室で頭上から段ボールが降ってきたところをDomである文武両道、好青年な後輩・青砥に助けられる。しかし、青砥が咄嗟に放ったコマンドがきっかけでSubの発作を起こしてしまった鈴。応急処置として青砥とプレイすることになるが、青砥の優しく甘やかなコマンドのせいで身も心も快感で溶かされ――?文武両道好青年な後輩Dom×恋を知らない年上Subのとろ甘スクールデイズ※この作品は『GUSH 2023年8月号』に収録されています。重複購入にご注意ください。
幼い頃から環が大好きでたまらない円。けれど高校生の円は大学生の環にとって、いつまでも“年下の可愛い幼馴染”で恋愛対象には見てもらえない。月日が経ち、高校を卒業し環に内緒で同じ大学に進んだ円は、アパートも隣の部屋を借りることに成功。そこから円の猛アピールが始まって???
甘いマスクで物腰柔らかな白王子・ミヅキと大人の余裕漂う黒王子・帝(みかど)。二人はブライダルフラワーコーディネート部門の二枚看板として、女性客にも人気を博している―― が、実はミヅキは帝へライバル心を燃やしている。技術力も女性客人気も高く、なぜか定期的にちょっかいまでかけてきて、気に食わない! 構われるままにクリスマスの夜飲みに連れて行かれ、優しくされ、酔い潰れて帝の家で介抱されることに。火照った身体に触れられると、とろけるくらいに気持ちよくて――。「ごめん、可愛くてやめられない」 感度MAXのミヅキに、帝の手は止まらなくて!?