「ようやく手に入れたんだ、もう手放すものか」独占欲を剥き出しにした王に気持ちいいトコロを暴かれて――。没落令嬢のエレノアは絶体絶命のところを国王・シャルルに救われる。出会ったばかりなのに彼は「君と一緒に居られて嬉しい」と微笑み、城に招いてくれて。どうして私に?そう思うけど、優しく触れられ、温かい眼差しで見つめられると次第に惹かれてしまい…。でもある日、彼に婚約者がいることを知ってしまう。このまま傍には居られないと思ったのに「私から離れる事は許さない」って激しいキスで捕らわれて!?狂気を孕んだ瞳で押し倒され、グズグズになるまで乱されてしまい。王の淫らな執愛を、ナカまで注がれたらもう―…!
「ねぇ千春、お願いだから俺を欲しいって言って…」震えながら必死に告白してきた彼は、私の幼なじみで、後輩で、大切な――…。永田千春・26歳。平凡なOLの私にはある秘密があった。それは社内一カッコ良くてクールな新入社員・新垣蒼真と≪同棲≫していることだった! とはいえ私たちは恋人ではなく、ただの≪幼なじみ≫。会社ではすまし顔の蒼真も家ではちょっと甘えた所があって可愛い奴だったりする。(恋人候補ってよりは「弟」みたいな感じかな~) そんな蒼真に「私に彼氏が出来たらどうする?」と冗談を言ってみたら突然、彼から告白されてしまい――…!? 「すごく熱いな…興奮してくれてる?」 首筋を伝う蒼真の熱い吐息。初めて見る年下幼なじみの雄の顔に私の心は揺れ動く――…。
βとして平々凡々に暮らしてきたOLの真琴。そんなある日、上京してきた義弟の雪と一緒に暮らすことに!?元々連れ子同士の義姉弟で、数年前に両親が離婚してからというもの、ずっと会っていなかった。束の間の「姉弟」としての関係を楽しむ2人。だけど…なぜか胸がザワザワと疼く。雪と一緒にいると身体が火照って、熱くなって…。まるでΩのような気分で雪を見つめたら「今、発情してるのはきっと俺のせいだよ」と告げられて――。私はβなのに?混乱する真琴に突然キスをする雪。何度も舌を絡め、本能をむき出しで抱き込まれたら、甘い痺れに支配されてしまい…。愛おしそうに一心に真琴を見つめ、吐息を漏らす。胸やアソコに触れる優しい指先に、身体は敏感に反応してしまう。「お願い、もう我慢したくない。俺は姉さんと――」こんなことダメなのに…運命と愛が絡まる義姉弟オメガバース。