大財閥「西國家」の二男の孝信は、優秀で眉目秀麗。彼を跡継ぎにという声もあとを絶たない。代々「優勢種(アルファ)」に統率されてきた西國家。孝信もそうだと思われていた。だが、幼なじみの勇吾に再会し、彼のたくましい身体に無理やり組み伏せられ甘い声をあげさせられた孝信は告げられる。「無明(オメガ)であるお前は、俺の種を植えつけられる宿命だ」二人は運命のつがいなのか…!? pixivノベルで不動の人気を誇る『つがいの掟』の親世代のストーリーが登場!
「私の子を、孕めばいいのに」財界を牛耳る一族の跡取りを父に、花街の女を母に持つ邦彦は、一族の広大なお屋敷の片隅でひっそりと生きてきた。だが、両親が急逝し、それまで写真でしか知らなかった義理の兄、康晴に保護されることに。ところが、康晴を見た瞬間、邦彦の体には異変が… 熱くて太い男のそれで後孔を突かれたい、激しくぐちゃぐちゃにされたい…! 交わった経験などないのに、心を無視して体が男を―康彦を狂おしいほどに求めはじめ…!?