柿沼 秀樹(かきぬま ひでき)は、日本の小説家、漫画原作者。元アートミック所属で『機甲創世記モスピーダ』や『メガゾーン23』などのメカニックデザインを担当していた。現在は株式会社DARTS代表。 アートミックに所属する以前に模型雑誌ホビージャパンの編集者として活動した時期があり、同誌がキャラクターモデル中心の誌面構成へと転換するきっかけとなったムック『HOW TO BUILD GUNDAM』の編集にも携わった。その後、同誌の編集者や主力ライターが離脱して立ち上げたモデルグラフィックスに、アートミック企画作品として『スターフロント・ガルフォース』を連載。この作品はモデルグラフィックス創刊時から看板連載として高い人気を誇り、後のOVA『ガルフォース』シリーズの基礎となった。 現在はライトノベルの執筆や漫画の原作を手がける一方、ダーツに所属するアートミック時代からの僚友・小泉聰とともに模型系ムックの企画・編集・執筆でも活躍している。 なお、身につける衣服はすべて「白い物」で統一されているが、その理由はある時、枕元に立った人物からのお告げによるものだという。
近未来、東京。「日本国再生法」により“14歳以上の国民すべてに銃火器の所持が許可された社会”。世の中は、官憲の弱体化こそ否めないものの、自警の気運高揚と呼応し、かつての平穏を取り戻していた。そんななか、東京都下西部第二区画の公立中学校に通う、サリー、マーチ、ミサの周囲で起こり始める様々な銃による事件。それは街の守護者である名うてのガンマン“千人斬りのウェンディ”に対する挑戦状だった!