聖女でありながら、聖なる力を持たない聖女セルマ。その事実を隠して聖女として振る舞うセルマだったが、彼女と教団を疑う王弟殿下のテオフィルスが、セルマの正体を探るため信者として教団に入ってきてしまう。その結果、ついに本物の聖女じゃないとバレてしまって……!?嫌われていたはずなのに、口説かれてしまう!?溺愛必至ラブコメ開幕!!
たとえ死んでいても私は貴女に狂喜する。ある事件に巻き込まれて死亡した魔女のイヴ。しかし屍は朽ちることなく、協力者さえいれば生き返ることができる。その機会を待ち続けていたイヴは数十年の歳月を経て、なぜか侯爵家嫡男ユリウスの部屋へ棺ごと運び込まれてしまう。夜毎に棺の蓋を開けては、屍状態のイヴにうっとりと愛を囁くユリウス。彼にとってイヴは母親以外で初めて心を動かされた女性であるらしい。「ネクロフィリアのうえマザコン!?」とイヴは警戒していたのだが……。ネクロフィリアの貴公子×死せる魔女、ひと目惚れ執着ダークロマンス。【目次】プロローグ 魔女が死んだ日第一章 貴公子、死体を手に入れる第二章 満たされた生活第三章 初めての蘇生第四章 過去が繋がるとき第五章 終着の春第六章 ネクロフィリアの若き国王エピローグ 最愛の人と生きる未来あとがき
「君に私の白衣を着てほしい」と脱ぎたてほやほやを渡された私――ティナは、幼い頃竜に命を救われた経験がある。以来幻獣にハマり、その道の第一人者であるヴィルヘルム博士の研究所に入って憧れの人とご対面……と思いきや、なんで白衣!?しかも「結婚式はいつにする?」と怒涛の求婚攻撃!博士のことは敬愛であって恋愛対象ではないのですが!?怒濤の求婚回避ラブファンタジー!
骨まで愛して――。呪われし骸骨魔導師と若き王女との究極の純愛ロマンス。二歳の時、その人と出会った。八歳の時、その人は死神となった。でもずっと、愛している。骨になっても、愛している――。モリッツランドの第二王女マルリ。八年間の魔法学校での修学の後、王都へ帰還した彼女の目的は、『死神』と呼ばれ怖れられる骸骨魔導師、元婚約者ヒューゴの呪いを解くこと。白骨後、婚約破棄となってからは一度も会わず距離を置いていたヒューゴは、マルリと十年越しの再会を果たすも、「貴方の呪いを解いて結婚したい」と迫る王女に戸惑う。その日から、一心不乱に研究を続け解呪を試みるマルリに、ついに父王が、二週間以内に解けなければヒューゴの親友・カイルと婚約させると告げる……。一度はマルリを抱くも、骨のままではマルリを愛せない、悦びを与えられないと悩むヒューゴに、マルリは狂気の愛を囁く「ヒューゴなら骨でもいいの」と。「誰にも渡さない。この骨の、末節骨のひとつ、耳小骨のひとつだって、絶対に誰にも渡さない、すべて私のものなんだから」と。互いの執着と狂気に満ちた愛が究極の純愛となる――骸骨×少女のエロロマンス。大幅加筆&大ボリューム書き下ろし&イラスト増量でお届け!
政略結婚のはずが、初夜からスゴ(絶倫)すぎて体が持ちません!男装の麗人が、武骨な(変態)国王に正体を見破られて溺愛され……る!?女だと公表する機を逸したまま辣腕を振るう、『変わり者』の男装女王ブリジット。ところが、大国の皇帝ブレスに女であることを見破られた挙げ句――求婚される。「こいつは男装好きの変態か!?」と疑いつつも、政略結婚に応じたブリジットだが、よもや初日から求められるなんて聞いてない!!! しかも毎日毎晩寝かせてくれず、絶倫かよっ!「夫婦仲が良ければ、国民も安心するだろう?」支配者同士の濃厚な夜(バトル)が始まる――!?「小説家になろう」の女性向けサイト「ムーンライトノベルズ」で実施した第2回次世代“官能”小説大賞女性部門、《金賞》受賞作!※「ムーンライトノベルズ」は株式会社ナイトランタンの登録商標です。
たっぷりと愛をささやかれる濃厚な淫夢を見るようになった八千代。「彼氏がいないからって欲求不満をこじらせて死んでしまう前になんとかしなくては!」と思い立ち、同僚の雛子に合コンのセッティングを依頼する。さっそくセッティングされた合コンに出たもののろくに話もしないうちに、黒縁眼鏡の男性に連れ出されてしまう八千代。翡翠色の瞳。薄い唇と、その横にあるホクロ。彫像のように整った顔で、背の高い、黒縁眼鏡の男性は――淫夢に出てくる相手、だった!!淫夢の相手が現実に存在することに驚き大困惑している八千代に、リュカは情熱的に愛をささやきプロポーズをしてくる始末。あげくに、すぐに結婚してくれないのなら、かわりに監禁させてほしいなどと言い出して――。結婚か監禁か。体の関係から始まったあげくに、その選択肢しかないんですか!?溺愛ヤンデレ、望みは監禁! 異世界交流(?)ラブコメファンタジー。
呪われし骸骨魔導師 × 骨まで愛でる才色兼備な王女。モリッツランドの第2王女マルリには12歳年上の婚約者ヒューゴがいた。だが、マルリが8歳のとき、ある呪いを受けて白骨化(生存中)したヒューゴは婚約破棄を申し入れマルリの前に姿を見せなくなってしまった。王都から遠く離れた地にある名門トリアウエ魔法学校に入学したマルリは、何年も国に帰国せずヒューゴのことも忘れてしまう……と思いきや、ヒューゴのことが好きで好きでたまらないマルリ姫は白骨化の呪いを解くために奮闘する。骨の自分など誰が本気で相手にするものかと引いてしまうヒューゴに、マルリ姫は愛の言葉を紡ぎぐいぐいぐいぐい攻めまくる。あげく「ヒューゴだったら、骨でもいいの」と言い放ち、彼の白骨に細く白い指を這わせて――。呪いを受けたがゆえに愛する姫から逃げまくる骸骨魔導師と骨まで愛する狂愛の王女の、秘蜜で不思議なエロマンス。