男子校が来年度から、女子校と合併。これはもう、ほとんど異世界転生だ。空想上の生き物だと思っていた女子高生が実在する世界で、男子高校生たちが目指すのはモテモテ男子集団!! だけど女子高生に対してまったく免疫がなくて…。残念すぎる男子高校生の大冒険コメディー第1巻!! ※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
SNSで話題を呼んだあの人気ボカロ曲をコミカライズ!!男子大学生の榴は、同級生の柘が歩道橋から飛び降りようとしている現場に遭遇してしまう。説得の末に思い留まらせた榴は柘との距離を縮め、やがて交際を始めるが、二人にはそれぞれ相手に言えない裏の顔があり──二人の“ド屑”な本性が徐々に明らかになっていく!!
「女のくせに出しゃばりやがって!」婚約者のカルロが作った借金を返済するため“万年筆“を発明したヴィヴィアーナ。狙い通り、商品は飛ぶように売れ、借金返済どころか巨万の富を築くことに成功した彼女の周りには、自然と人が溢れていた。そんな状況にプライドの高いカルロは逆上。彼女を罵倒し、婚約破棄を突きつけただけでなく、万年筆の事業も奪い去った。最愛の人に傷つけられ、失意のどん底に沈んだヴィヴィアーナ。そんな彼女に手を差し伸べたのは、一度だけお客様として来店してくれた美しく高貴な佇まいの男性だったーー。※この作品は「婚約破棄されましたが、幸せになってみせますわ!アンソロジーコミック」収録作品と同一の内容を分冊版として再編集したものです。
日永千亜季(ひなが・ちあき)――その美人に、性はない。男性ファッションだとカッコいいし、女性ファッションだと美しい! いろんな人を一瞬でプロデュースしてモテモテにしちゃう上に、自身はモデルまでこなす完璧超人!! ぼっちから脱するため大学デビューを華麗に失敗した私だって、あの人にかかれば、あっという間に…………あれ、けっこう時間かかりそう?? 男か女かなんて、ささいなこと! Xジェンダー美人とコミュ症ぼっちのプロデュースコメディー!!
「できる上司」「有能デザイナー」「クールビューティー」「大人の女性」と会社で評判のOL・星川陽夏。完璧に見える陽夏だったが、すべての人に秘密にしていることが『2つ』あった。1つは、家での彼女は会社での評判と真逆な『グータラでぽんこつ人間』であること。そして、もう1つは――『男子高校生・一色冬夜と2人暮らし』をしていることだった! 2人の間に血のつながりはないが、陽夏にとって冬夜はかけがえのない『家族』、そう思っていたのに…。その夜、年下男子の熟成された深い愛が大人の女の身にそそがれる――「ずっと待ってた…『大人』になる、この日を。」
美麗な表紙絵に惹かれて見てみたら、『密かな花笑み』のゆめみつきさんの作品でした。となれば、内容もきっと良いものだろうと安心して購入できました。 大学デビューしようと気合を入れたらパンクな格好になってしまい、余計に人が離れていって失敗した主人公・未結花(みゆか)の残念ぶりが悲哀を誘いつつも面白い、「Xジェンダー美人とコミュ症ぼっちのプロデュースコメディー」(公称)です。 とにかくカタカナ語に弱い主人公で、 「カラバリ」→「カラアゲバリア?」 「ホカンス」→「ソーナン◯?」 といった具合。「メドゥーズピンク」も「ティント」もなにがなにやらわからない……! 挙げ句の果てには、コンパで 「好きなタイプは?」 と問われたら 「に…人間…?」 「ストライクゾーン広くない?」 となる始末。おもしれー女です。 でも、『ぼっち・ざ・ろっく!』のぼっちちゃんではないですけど、こういうコミュ症で陰な気質の主人公の方が現代では逆に強い共感の対象になり得そうです。 ゆめみつきさんの美しい絵が本作の魅力の大半を担っていると言っても過言ではないと思いますが、未結花の憧れの対象となる親戚のXジェンダー・千亜季(ちあき)がそれはもう睫毛もバッシバシで美しく美しく描かれていきます。相手役が男性なのか女性なのか、そのどちらの要素も感じさせながら判然としない、でもそれはそれでいいと感じさせられるのも現代的です。 千亜季にプロデュースされることで、少しずつかわいくなっていく未結花の成長ぶりも見所。素材が良い子は磨いて真価を引き出したくなりますよね。 コミックシーモアで先行配信されていた作品で、全8巻中の1〜5巻まで今週末に他の電子書籍ストアでも相次いで発売となりました。6〜8巻分は3/26発売予定となっており、最後まで楽しませてもらえそうです。 なお、ゆめみつきさんは一迅社の新レーベルであるコミックHOWLでの新連載も控えているようで、そちらも楽しみです。
中高一貫・全寮制の男子校であった百合丘山上高等学校は、女子校との合併により共学化することが決定します。 5年間全寮制の男子校で過ごしてきた高校2年生の生徒たちにとっては「女子高生」とはもはやペガサスと同じ"空想上の生き物"。 この作品は高校の共学化により女子高生が身近に存在するという、ほとんど"異世界転生"に近い環境に身を置くことになった男子高校生4人の様子を描く作品です。 実はこの作品はピン芸人のルシファー吉岡さんが「R-1ぐらんぷり2019」で披露したコントを原案とした作品です。 元々のネタは吉岡さんが高校教師を演じる形なのですが、この作品は男子高校生4人の視点を中心に描かれていて、より「"女子高生"という未知の生物の存在に戸惑う男子高校生たち」の解像度が上がり、この状況の面白さが増しているように思います。 実は自分たちと同じ普通の人間である同級生の"女子高生"に対してどんどん不思議な考察を繰り広げていく男子高生の様子が掛け値なしに面白いコメディ作品です。 1巻まで読了
美麗な表紙絵に惹かれて見てみたら、『密かな花笑み』のゆめみつきさんの作品でした。となれば、内容もきっと良いものだろうと安心して購入できました。 大学デビューしようと気合を入れたらパンクな格好になってしまい、余計に人が離れていって失敗した主人公・未結花(みゆか)の残念ぶりが悲哀を誘いつつも面白い、「Xジェンダー美人とコミュ症ぼっちのプロデュースコメディー」(公称)です。 とにかくカタカナ語に弱い主人公で、 「カラバリ」→「カラアゲバリア?」 「ホカンス」→「ソーナン◯?」 といった具合。「メドゥーズピンク」も「ティント」もなにがなにやらわからない……! 挙げ句の果てには、コンパで 「好きなタイプは?」 と問われたら 「に…人間…?」 「ストライクゾーン広くない?」 となる始末。おもしれー女です。 でも、『ぼっち・ざ・ろっく!』のぼっちちゃんではないですけど、こういうコミュ症で陰な気質の主人公の方が現代では逆に強い共感の対象になり得そうです。 ゆめみつきさんの美しい絵が本作の魅力の大半を担っていると言っても過言ではないと思いますが、未結花の憧れの対象となる親戚のXジェンダー・千亜季(ちあき)がそれはもう睫毛もバッシバシで美しく美しく描かれていきます。相手役が男性なのか女性なのか、そのどちらの要素も感じさせながら判然としない、でもそれはそれでいいと感じさせられるのも現代的です。 千亜季にプロデュースされることで、少しずつかわいくなっていく未結花の成長ぶりも見所。素材が良い子は磨いて真価を引き出したくなりますよね。 コミックシーモアで先行配信されていた作品で、全8巻中の1〜5巻まで今週末に他の電子書籍ストアでも相次いで発売となりました。6〜8巻分は3/26発売予定となっており、最後まで楽しませてもらえそうです。 なお、ゆめみつきさんは一迅社の新レーベルであるコミックHOWLでの新連載も控えているようで、そちらも楽しみです。