山本 まゆり(やまもと まゆり)は日本の漫画家。神奈川県川崎市出身。血液型はB型。麻布大学附属渕野辺高等学校卒業。 1979年、第4回白泉社アテナ大賞デビュー優秀者賞を受賞。以後、同誌などに少女漫画作品を発表。その後、『ほんとにあった怖い話』(朝日新聞出版)、『心霊事件簿DX』(実業之日本社)などに、霊や霊能者をテーマにした作品を発表。代表作は「魔百合の恐怖報告」シリーズ、2009年にテレビドラマ化された「リセット」。 実兄は、フルート奏者の山本俊自。
実在の霊能者・寺尾玲子の衝撃的なデビュー作!!全国的に大反響を巻き起こした「魔百合の恐怖報告」第1作目。表題作他、「二人目の訪問者」「消えた黒猫」「過去への手紙」「沈黙の証言」「ほんとにあった裏話」を収録。
スポーツインストラクター・穂高雅。表向きは美を追求する美魔女だが、時折、彼女の元に本業とは別の依頼が舞い込むことがある――。「守護霊交代」日頃の行いが原因で、守護霊に見放された人の末路とは?「拗らせる母性」母親の偏愛が子供の人生を狂わせる!?「共鳴する霊」事件現場の前を通ったら、見知らぬ男の負の感情が頭の中に入り込んできて……?以上、霊感インストラクター・雅さんが悩める相談者を救う物語3本のほか、「山本まゆりの霊界ぶらり旅 ~イタリア・パワーチャージ編~」「猫のお迎え」の全5本を収録!
希有な霊能力で数々の難事件を解決に導く、高校生霊能者・緒方克巳。やさしさ……嫉妬……人の心の隙間に巣食うのは邪悪な誘い……。危険な力に囚われた人々の魂を救うため、緒方克巳が霊能力を研ぎ澄まして立ち向かう!
ひょんなことでできた100万円の借金を返すためにホストになったら…!? 山本まゆり先生の「召しませ夢を」が登場! 表題作「召しませ夢を」のほか、読み切り3作品を収録した傑作集。
聞こえるはずのない声、封印されたはずの謎に立ち向かう。山本まゆり先生の「狗神たちの目覚め」が登場! 表題作のほか、読み切り3作品を収録した傑作集!
得意分野はケモノ系!? 「魔百合の恐怖報告」で霊能者・寺尾玲子さんのお手伝いをする“霊犬いきものがかり”高山沙弓さんにスポットをあてた、実話の霊能者修行エッセイ・コミック。霊能者流お部屋の浄化方法などお役立ち情報もアリ!!
スクールカウンセラーとして緒方克巳が訪れた学校には、おぞましい霊障があふれていた!! 学校の保健室に未浄化霊たちが集まってくることに気付いた克巳は、その原因をさぐろうと試みるが、そこには魔女と呼ばれる不思議な力を放つ謎の女性がいて……!? 表題作「保健室の魔女」のほか、罪を切り裂く闇が暴走する「カマイタチの祠」、時が止まった静寂の別荘地で光と闇が交錯する「幻惑の白樺荘」の読みきり長編3作を収録。悩める生徒と教師たちの問題に潜む、おそろしい心霊事件の数々を、霊能者・緒方克巳が華麗に解決するヒロイックホラーストーリー! 高校生、大学生に続き、大人になった社会人の緒方くんの活躍を描く新シリーズ【SC(スクールカウンセラー)編】待望の第1巻!! 【収録内容】カマイタチの祠/保健室の魔女/幻惑の白樺荘
山本まゆりの日常は、霊と不思議だらけ!? 漫画家と編集者の切っても切れない縁を感じる不思議な体験、霊感猫とのキュートな生活などなどホラー漫画家・山本まゆりが贈る、スピリチュアルな日常エッセイ9本を収録!
あの世とこの世をつなぐ不思議な存在・イタコ。恐山の夏の大祭などで、死んだ人の声を届けてくれるイタコに心霊ホラー漫画家の第一人者、山本まゆりが迫ります! 亡くなった山本まゆりの両親は、死者の言葉を伝える口寄せで、何を伝えたのか!? 現役最年少イタコとして知られる、松田広子氏が完全協力! 身近なシャーマン、イタコの魅力をお届けします。
「魔百合の恐怖報告」が厚く! 大きくなって生まれ変わります。1巻の収録作品は「部屋の隅の白い影」「二人目の訪問者」、寺尾玲子さんの歩みを描く「霊界への道標<寺尾玲子物語>」など9本。プレゼント企画も充実。
私が定期的にこの作品を読み始めてもう10年以上経ちますが、この手のオカルトっぽい作品が長く続くというのは、ほんとに珍しいのではないでしょうか。それは、恐怖報告という副題がついているにもかかわらず、怖がらせることに重点を置いていないからなのではと思います。著者である山本まゆりと友人で霊能力者の寺尾玲子が出会った奇妙な現象や、玲子の元に寄せられる心霊相談を受けての話を漫画化した構成。山本まゆりは他雑誌で霊能力者もののオリジナルを執筆していますが、本作では実録ということもあり、エンタメ要素を極力排除して怪異の核心を突くように描いています。で、読後に感じるのは、世の中不思議なことがあるもんだな、ということと、こういうことをするとこんな良くないことが起こるんだ、ということ。怪談落語や昔話にも通じる訓話めいた味わいがいいのですね。もちろん、魔を祓うという部分でのカタルシスもたっぷり。ひょっとしたら漫画にできないような失敗も…、なんて思わせない玲子のスーパーウーマンぷりがカッコいいです。
私が定期的にこの作品を読み始めてもう10年以上経ちますが、この手のオカルトっぽい作品が長く続くというのは、ほんとに珍しいのではないでしょうか。それは、恐怖報告という副題がついているにもかかわらず、怖がらせることに重点を置いていないからなのではと思います。著者である山本まゆりと友人で霊能力者の寺尾玲子が出会った奇妙な現象や、玲子の元に寄せられる心霊相談を受けての話を漫画化した構成。山本まゆりは他雑誌で霊能力者もののオリジナルを執筆していますが、本作では実録ということもあり、エンタメ要素を極力排除して怪異の核心を突くように描いています。で、読後に感じるのは、世の中不思議なことがあるもんだな、ということと、こういうことをするとこんな良くないことが起こるんだ、ということ。怪談落語や昔話にも通じる訓話めいた味わいがいいのですね。もちろん、魔を祓うという部分でのカタルシスもたっぷり。ひょっとしたら漫画にできないような失敗も…、なんて思わせない玲子のスーパーウーマンぷりがカッコいいです。