続刊の予約購入で一気に本棚に入ってることに気づいてテンション上がった。 やわスピでも急に25話から連載が始まるという謎のムーブ…だが、期待に応えてくれる漫画だと思っています(百合) 才色兼備な鬼たち(酒吞童子や茨木童子、その他諸々)と一見普通のように見せかけてカクテルを作る楽しみだけを生きがいにこれまで生きてきた陰キャ主人公との掛け合い、とても良いです。 個人的にはあんまりバトル要素なくていいけど>< 今後に期待しつつ4巻まで読了しました。
お酒をテーマにした作品から、私はずいぶんたくさんの事を学んでいるようだ。 醸造は化学だし、原材料は農学や地理・地政学、歴史も関係するだろう。共に楽しまれる文化や趣味も様々だ。例えば『もやしもん』は、酒と食と発酵の学問を提示し、世界の広さと到底知り得ない深さを教えてくれた。 この『ほろ酔い道草学概論』は、『もやしもん』のような深さはないが、広大な「繋がる世界」を提示してくれる。 主人公のOL・秋川さんは調べ物が好きな人。好奇心はあるものの、インドアな性格で調べるにとどまっていたところを、会社の先輩の正宗さんにあちこち連れ回される。 連れられて飛び込む場所は点でしかない。しかし何度も飛び込み続けるうち、点は自分を起点とした神経ネットワークのような広がりとなる。 やる事は多様で、一つひとつが面白い。珍しいお酒、新しい知識、奥深い趣味、そして知らない所を歩く楽しみ。いろんな事がたくさん詰め込まれている。そしてお互いを気に入った二人は「気になる所に付き合ってくれる人」という関係を築いてゆく……必ず一緒に楽しめるはず、という信頼感を育んでゆくのだ。 広大な世界への好奇心を共に楽しむ女二人。そこで醸成される関係も、ワクワクするような大きさだ。
・読んだ直後に思ったこと 飲めないのに…なんだろう一杯だけひっかけて散歩したくなった…。絵柄がどこか懐かしくて切なくて、こんな風景を自分も知ってみたい! ・特に好きなところは? ただのお酒紹介じゃなくて、お酒を飲んで周りを散歩する行為のエモさを描いてるとこ! ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 孤独のグルメでもワカコ酒でも味わえない、お酒のエモさを知れます!
①依存百合 二人の女子大生・ヒナタとナオリのお話。ヒナタは人間に酒を与えられないと死んでしまう「鬼」。故にナオリにお酒を作ってもらうのですが、ヒナタはナオリに依存しつつも劣勢ではない。 ナオリは誰かにお酒を作りたいけれども陰キャ。そこを陽キャのヒナタに救われるような、絶妙なバランスの相互依存関係になっています。 ②同居百合 そんな二人は同居を始めますが、意外にも持ちつ持たれつの関係を築きます。ナオリがお酒を提供する代わりに、ヒナタが美味しいご飯を提供する。様々な意味でwin-winの関係で、楽しそうな様子がとても良いです。 ③アルコールと百合 ナオリのお酒オタクをヒナタが受け入れて始まる関係は、お酒を飲む度に打ち解けます。これはアルコールありの大人百合の醍醐味ですね!さらに相手をちゃんと見られる人になりたいナオリの真摯さに、信頼を深めるヒナタ。 もうパートナーへの道まっしぐら!? ヒナタの目的やヒト世界との関わり方、待ち受ける何らかの障害など、見どころが多くて次巻が待ち遠しいです。
※ネタバレを含むクチコミです。
続刊の予約購入で一気に本棚に入ってることに気づいてテンション上がった。 やわスピでも急に25話から連載が始まるという謎のムーブ…だが、期待に応えてくれる漫画だと思っています(百合) 才色兼備な鬼たち(酒吞童子や茨木童子、その他諸々)と一見普通のように見せかけてカクテルを作る楽しみだけを生きがいにこれまで生きてきた陰キャ主人公との掛け合い、とても良いです。 個人的にはあんまりバトル要素なくていいけど>< 今後に期待しつつ4巻まで読了しました。