「化学物質なんて全て体に毒よ!危険だわ!!」よく知っているはずの友達の、見たこともないような険しい表情。私たちの友情と彼女自身を襲った危機は、ここから始まっていた…。――香澄・佐恵子・麻貴は、学生時代からの親友同士。30代になり、香澄と佐恵子は専業主婦、麻貴は独身の雑誌編集者と、それぞれ異なる生活に身を置いていた3人は、とあるきっかけで久々に再会。そこでの佐恵子の様子に、香澄と麻貴は違和感を覚えるが…?【※この作品は『親友がヤバめの自然派ママでした。』1~8巻を収録した電子単行本版です。重複購入にご注意ください。】
「佳津ちゃんは良い子よね」「お母さんの言うこと聞けるわよね」 沢井佳津(25)は、幼い頃から母の過干渉に悩んでいた。それは大人になった今も変わらず「差し入れ」を口実に、たびたび職場に佳津の様子をチェックしに来ていた。母に強く言えない佳津は「母の世話がないと一人で生きられない娘」と周囲から疎まれ、存在を消すようにひっそりと生きていた。そんな中、公園で野良猫と出会ったことで、佳津の運命は思いもかけない方向へ動き出すことになる……。娘を思うことはいけないことなのか――暴走母が娘を破滅へと奈落させる、行き過ぎた愛の行方!! ※【完全版】1には第1~5話が収録されています。