刺激強め!! モザイクの先にある禁断純愛! 倫理を教える高校教師・西寺優二。教え子である高校2年生の久原灯は、西寺に憧れを抱いていた。しかし、そのことをよく思わない同級生達の罠にはめられ、西寺は高校を去ることになり絶望のどん底に。旧友に誘われ映像系の制作会社で働くことになったが、そこはAV撮影現場だった。一方、灯はあれよあれよとAV女優の道に足を踏み入れてしまい… ふたりの運命的な再会は、AV業界の常識を根本からひっくり返していく――!!
10Pの短編マンガがパッと楽しめるコーナー、作家の個性とアイディアが迸るショートショート部門!レコードショップでバイトするJK・今井。ライブにも通い詰めるほどの推しのバンド「ミシガンズ」を勤め先の店長に共有するとなぜかその店長はやたらそのバンドに詳しくて…!?
オタクだった自分を封印し、大学デビューした春美。ゲームの推しキャラに声が似ている敬人君と出会い、彼を自分好みにプロデュースしていくが・・・
物語は中々の山場になってきました。しかし個人的には、ナンパの描写が新鮮でした。 40年以上生きてきて、世の中には知らないことがまだまだあるんだなあと痛感させられます(勿論、自分が向かないことでもあるという自覚もあるところではあります) 作者の村西さんは決して綺麗なだけの世界を描いている訳ではありません。だからこそ沢山の人に読んで欲しい。これもまた日本の一つのリアルな現実なのだから。連載が続いて欲しいと強く願います。
AVというジャンルは本当に星の数ほど作品があって、企画であったり女優さんであったり、語ることはそれほど山程あるのだろうと思います。 2巻においては撮影の現場での女優さんのことが描かれていますが、恐らくこんな女の子もいたのだろうな、とおぼろ気に感じたりもしました(勿論、創作ですから全てという訳ではありませんが)。 AVが消費されるのは作品に登場する女優さんであったりシチュエーションですが、そこにはその女の子がどんな子であるのか、という視点は全く存在していません。だから、どれほど身近な物であってもそこに想いを至らせるということは難しくなってしまうのですが、2巻で村西さんは我々読者に「こういうこともあるんだよ」と垣間見せてくれます(読者としてはドキドキさせられました)。 3巻ではどんな物語を見せてくれるのか。楽しみにしながら待ちたいと思います。しかしアプリは表現に関して厳しいんですね。今回も勉強になりました。
マンガのすばらしさは幾つもありますが、自分の知らない世界を教えてくれる、知見を広げてくれる、という点も挙げられると思います。 AVを見たことのない男性というのは日本にほとんどいないと思いますが、この業界に関して詳細な知識のある男性もまた、ほとんどいないと思います(AV女優や男優、作品レベルの話ではありません)。かくいう自分も、好きな作家のエッセイや漫画で取り上げられたエピソードやインタビュー程度の知識しかありませんが、それでも恐らく世の中の平均的な男性よりは「作品」以外について「知っている」人間になってしまうと思います。 作者の村西てんがさんは、実際に制作会社で働いた経験があり、我々のような無知な人間に、AV業界や撮影というものを、少しずつ見せてくれます。 パッケージングされた作品には、それを作っている人達がいる。至極まっとうなことなのですが、AVに関してはその事が意識する人間は殆どいないように思います。それもまた無知のもたらすものであり、想像力の翼を届かせることのない原因になってしまっているのではないかと思います。 描きたいことが沢山あるんだろうな、というのが1巻を読んで自分が感じたことでした。それは、作者の物語を紡ぎたいという願望と同じくらい、この業界に向けられる「無知」に起因する眼差しを変えたい、という祈りなのではないかと。 世の中には、色んな仕事があるし、そこで働いている人は多分自分とそんなに違わない。彼ら彼女らも自分と同じくらい懸命に毎日を生きている。そんな当たり前のことを教えてくれる、現代の日本で特殊とみられる世界をやさしく教えてくれる作品です。作者が描き切ったと言えるくらい、連載が続くことを祈り、細やかでもエールになればと思います。
物語は中々の山場になってきました。しかし個人的には、ナンパの描写が新鮮でした。 40年以上生きてきて、世の中には知らないことがまだまだあるんだなあと痛感させられます(勿論、自分が向かないことでもあるという自覚もあるところではあります) 作者の村西さんは決して綺麗なだけの世界を描いている訳ではありません。だからこそ沢山の人に読んで欲しい。これもまた日本の一つのリアルな現実なのだから。連載が続いて欲しいと強く願います。