彼に似ている部分さえあれば、それでいい。それだけがユキが誘いにのる唯一の条件。今日も声をかけてきた男に面影を重ね、粗雑な態度をとる。そんなユキに対し男は怒りをあらわにする。しかし、とある色男の仲裁のおかげで難を逃れたユキは、今度は助けてくれた男へ、お礼を兼ねて誘いをかける。そこで知ったのは互いの根底にある初恋への後悔と未練。初恋の人に似ていると感じながらも「代わりになれないなら帰ってくれ」とユキは煮え切らない男に見切りをつけようとするが――…初恋か新しい恋か。でも、もしそれが同じものだとしたら――? 思春期の恋が今、もう一度動き出す。ちょっぴりセンチメンタルな大人のロマンティックうぶ恋BL
持ち前の甘いマスクを武器に、今日も一夜限りの男を誘うユキ。相手の条件はただ一つ… 初恋の人の面影があるかどうか。他には何も興味がないというユキの挑発で揉め事になりそうなところに、颯爽と現れた色男――。「初恋を自分で汚しちゃうの――?」本気になれないリーマン×初恋こじらせビッチ、運命の再会を秘めながら絡み合うふたりの行く末は――? 叶わぬ初恋を引きずりながらすれ違う、ふたりの再生成ラブ!