「光にむかって」 - こころの時代〜宗教・人生〜
こころの時代〜宗教・人生〜 - NHK
『ニュクスの角灯』の作者・高浜寛さんは、アルコール依存症、熊本地震で「死」に直面しながら、光に導く角灯を描き続けた。闇から光へ…異色の表現者の核心に迫る。
『鬼滅の刃』を破り、手塚治虫文化賞漫画大賞に輝いた『ニュクスの角灯(ランタン)』。作者は熊本県天草市出身の高浜寛さん。二十代で酒と薬を手放せなくなり、依存症を乗り越えて描いたのが『ニュクスの角灯』だった。熊本地震でアパートが全壊。「死」と直面しながらランタンがかざす光の先を描き続けた。舞台は19世紀末の長崎とパリ。主人公の少女は人生を切り開き、世界へと飛びだしていく。光とは何か、高浜さんに聞く。