まさにジャイアントキリングです。 施設育ちの不幸男のゲンちゃんが、裏カジノの金を根こそぎ奪う漫画です。 スカッとするシーンも多いし、逆に!!??と驚くシーンも多いです。 闇世界の裏の住人の凄みを感じる設定や描写で、ちょっと震えます。 まだ読んでいる途中だけど、恐らく打ち切りっぽい感じで終盤を迎えようとしているのが、残念です。
カジノ漫画。 主人公は賭ける方じゃなくてディーラー。 スピード感ある展開でサクサク読める。 闇カジノの内側から見た話とか、実際にあることなのかはわからないけど、すごーくちゃんと取材とかしてるんだろうなという印象。 奪えばいつか自分も奪われる。悲しいけど、みんな幸せになりたくて生きてるんだよね。 だけど悪いことは悪いのです。
漫画ゴラクらしい、裏社会のギャンブルノワールといった感じで、1話目からずっと緊張感と勢いのある漫画です。大型店舗のカジノではなく、闇カジノと呼ばれる違法賭博店を舞台に、主人公ゲンがディーラーとなり、客や店側をイカサマにかけて金を巻き上げようとするのですが、その場の緊迫感たるや尋常ではありません。ミスれば「死」という状況の中、イカサマをどうやって成立させるか?読者をドキドキさせる演出が抜群にうまいのです。作画・吉田史朗さんの漫画はけっこう好きで、これまで『村上海賊の娘』『甲鉄城のカバネリ』など読んできましたが、いずれの作品でも「雰囲気」を持ってる主人公像が良いんですよねぇ。劇画すぎない、かといって今どきの画とも違う、画力のある作家さんだと思います。覚悟と胆力を感じさせる顔つきだったり、人物の表情が素晴らしいですね。あと、原作者の方も相当凄い人じゃないかと睨んでますが、検索しても情報が一切出てこないので何者なのか気になるところです。(誰かご存知でしたら教えてください) ちなみに、この作品タイトルを初めて見たとき、オッサン的には「女喰い」という往年のエロ作品を連想いたしました。ちょっとしたエロ要素を期待してた部分も正直ありましたが、いい意味で裏切られたというか、本格的なギャンブル漫画で逆に良かった感じがあります。日本でもカジノ法案ができて、これから盛り上がる題材かもしれないので、ヒットしてほしいですね。
まさにジャイアントキリングです。 施設育ちの不幸男のゲンちゃんが、裏カジノの金を根こそぎ奪う漫画です。 スカッとするシーンも多いし、逆に!!??と驚くシーンも多いです。 闇世界の裏の住人の凄みを感じる設定や描写で、ちょっと震えます。 まだ読んでいる途中だけど、恐らく打ち切りっぽい感じで終盤を迎えようとしているのが、残念です。