もっとポップなヒーローコメディかと思って読み始めたら全然違いました。 聖者じゃなければ凡人もシリアルキラーも一緒だとは思わないだろう、とか、キャベツやアリが痛みを感じるかはわからなくても牛が痛みを感じるのは明確だろう、とか、セリフが非常に印象に残りました。今よりちょっとでもマシな生き方を選ぶという考え方から目を背けちゃいけない。 チャーリーの淡々としたスタンスにとても勇気をもらえます。
ポリティカル・コレクトネス…噛まずに言うのが難しいです!つまりは新装版ということになります。ユートピアズはもう持ってるから買わなくていいか〜とスルーしていましたが、各短編にうめざわ先生がコメントをしていることを知ったので今更ですが購入しました。20代の頃に描いた作品を読み返してコメントするってなかなかハードだったと思いますが、コメントありで読んだら面白さが倍増したので既読の方も改めて購入されることをオススメしますよ!また短編も描いてくれたら嬉しいな〜。
※ネタバレを含むクチコミです。
3本目の「もう人間」 かなり荒れそうな題材だが、自分や知人がこの状況になったらどうするだろう。 スクリーニングテストで障害が見つかり、一生子供の介護が必要になることが分かりきってる場合でも中絶は悪なのか。どんな状況でも生きることが正義なのか。 社会の抱えてる問題をフィクションに置き換えて切り込んでいく うめざわしゅんの漫画は考えさせられる
人と手話を使って話が出来るゴリラがいたのを思い出しました。ヒューマンジーが実在してもおかしくないんじゃないかと錯覚するくらい違和感なく読めて面白い作品。クスっと笑える部分はありますが、コメディのような要素ではないので、好き嫌いの分かれる作品でもあるかもしれません。
最初からパンチが効いているヘビーな内容です。 一巻はまだ救いがある内容でしたが、2巻は救いがない。 それがまた重く感じる要素なのかなと…鬱ですね。 不気味さがある中でも、なぜか絵とストーリー性に引き込まれていく、 そんな感覚になります。 絵も個性的で魅力を感じます。とてもおすすめです!
『ダーウィン事変』以前の前作の中では、もっとも『ダーウィン事変』に近い作画・作風をした漫画だったので読んでみたら、一気に引き込まれて読破しました。 収録されているエピソードの中で一番好きなのは「OVERSELL」です。
うめざわしゅん短編作品集。公認女王様が存在する世界や、ツッコミとボケしか存在しない世界など、どの話も皮肉やパンチが効いていて、次はどんな設定が飛び出すのか想像もつかず、最後まで楽しめた。個人的には「オソロ」や「ヘイトウイルス」のようなザワッとする話が好きだわ。
ヒューマンジーという新しいコラボ。 人間とチンパンジーのコラボな生き物のチャーリー。 チャーリーが普通の人間のように生活し成長し、学校へ行ったり友達が出来たり。 チャーリーと友達の会話から、人間と動物についてや、人間がこの世で一番偉いのか?など考えさせるシーンが沢山あります。 ファンタジーでもなく、SFでもなく、深みのあるお話。 まだ途中なので読み進めていきたい!
もっとポップなヒーローコメディかと思って読み始めたら全然違いました。 聖者じゃなければ凡人もシリアルキラーも一緒だとは思わないだろう、とか、キャベツやアリが痛みを感じるかはわからなくても牛が痛みを感じるのは明確だろう、とか、セリフが非常に印象に残りました。今よりちょっとでもマシな生き方を選ぶという考え方から目を背けちゃいけない。 チャーリーの淡々としたスタンスにとても勇気をもらえます。