※ネタバレを含むクチコミです。
高校生×漫才で陰キャ×陽キャなんて青春そのものすぎて眩しい! 正反対な2人がいきなり義兄弟になって、家族の笑顔のために漫才しようぜという最高のストーリー。 このエピソードがM-1アフターストーリーで語られたら、間違いなく全国民が涙するはず。 お笑いコンビは仲が良くても悪くてもどちらでもいいけど、お前じゃなきゃダメなんだ感があってほしい。 それって家族の関係と似ているのかもって思った。 不仲や賞レースの結果やその他諸々の理由で解散していく芸人さんにも、こういう時期があったんだろうなあ…
いや〜〜!いい!家族愛・友情・努力」全部入ってる。絵のテイストがちょっと懐かしい素朴な感じの少年漫画なのが「家族」と「お笑い」というテーマに合ってて好 き。 兼近の漫才への真っ直ぐな気持ちが爽やかで、2人の掛け合いが小気味よくて読んでてすごく楽しかったです。 八イセンスでお洒落なバトル漫画だけじゃなくて、こういう Eテレが似合う優しくて明るい浸画もやっぱりいいなと思わされる素敵な作品でした。
これといってなにか大きな出来事が起こるわけじゃないんだけど、読み終わったあとに「読んでよかったな〜」と思える読切りでした。学生時代の狭い世界で考えていたことが、社会に出てから全く変わることって普通にあるけど、それでも「大人になるって、なんなんだ…」と考えてしまった。
※ネタバレを含むクチコミです。